2年生の動物たちが牧場に帰りました

今日、2年生がお世話をしてきた羊のあんことそら、ヤギのしろが牧場に帰りました。お別れ前のひととき、晴れ上がった青空の下、3頭と子どもたちが思い思いに散歩していました。写真を撮ったり、持ってきた野菜をあげたり、それまではにこにこだった子どもたちも、トラックに3頭が乗り込むと、途端に大泣きし始めました。いよいよお別れが迫ってきて、悲しくなってしまった子が泣き、それを見て周囲も泣き始め、最後はわんわん大泣きの大合唱で、トラックを見送りました。
2年間、子どもたちは3頭のお父さんお母さんになって、いつも気持ちよく過ごせるように小屋掃除を頑張り、はじめは苦手だったお散歩も上手になりました。お別れは寂しいけど、いつまでもみんなの心に、あんこ・そら・しろと過ごした大切な思い出は残っていくでしょう。

2年生 最後の多摩川探検

2年生最後の多摩川探検は、その日の明け方まで雨が降っていて、3月とは言えまだ少し空気の冷たい日でした。それでも子どもたちは元気に土手滑りに秘密基地作り、湧き水に入って魚や小エビを捕まえて、思う存分多摩川を楽しみました。
3組は、ヤギのしろちゃんの大好物の草を見つけては抜いて、根っこの土を川で洗い流していました。まるで、昔の人が野菜を川で洗っているような姿でした。
以前は、家からいろんな道具を持ってきて遊ぶ子どもたちの姿を多く見かけましたが、最近ではその場にある自然のものを上手に使って遊ぶ子が多くなってきました。身一つで思いっきり遊ぶ力がついてきたのも、子どもたちの成長かなと思います。

全校授業研究会「2年体育 ボールを使った運動遊び」

全校授業研究会では、研究授業を行うクラスだけが残り他の子どもたちは下校します。そして、一つのクラスの子どもたちの姿を全教員が参観します。子どもたちと同じように、教師も学び続ける存在でありたいという願いを持ち、全教員が子どものたちの姿をじっくり観察し、その子の想いに心を寄せて語り合います。本校の一人ひとりを大切にする教育理念に通じる研究会です。
本時では対戦形式で味方からのボールを落とさず捕るために、どのように動いたらいいのか試行錯誤したり、うまくいかなくて困っている友達に寄り添いアドバイスをしたり、成功した時には一緒に喜ぶ姿がありました。教師がどのタイミングでどう声をかけるのか、子どもの姿をよく見て見極めていける授業者でありたいと思います。
今回の研究会では指導講師に福井大学連合教職大学院の荒木良子先生にご来校いただきました。また、広島県のなぎさ小学校からも前回の校内研究会に続いて参加してくださいました。ありがとうございました。