3年 梨(多摩)を収穫しました

カリタス小学校のある中野島は、昔から多摩川梨の栽培がさかんです。本校にも3本の梨の木があります。

3年生は地域学習として、4月から梨農家の上原さんに教わりながら梨づくりについて学んできました。今日は、子どもたちが一生懸命に摘果・袋掛けをした梨の収穫をしました。

花粉つけの時期に雨が続いたことや、今年の雨の少なさとこの暑さで、小さくて少ない……とのことでした。作物を育てることは、苦労があること、思ったようにいかないことがあることも教わりました。

梨を通じて、中野島についてまた興味を持ってくれることを願っています。

3年 校区探検

3年生は、社会科の学習として、カリタスのある中野島ではたらく方々にお話をうかがってきました。

これまで、学校の近くにあることは知っていても、何をしているのか分からない場所・行ったことのない場所はたくさんありました。今回、町ではたらく方々へのインタビューを通して、普段見られない仕事の裏側を見せていただき、たくさんの学びがありました。

3年社会 梨のお世話~ふくろかけ~

梨農家の上原さんにご来校いただき、学校にある3本の梨に「ふくろかけ」を教えてもらいました。

梨の実を虫や日焼けから守るために、一つ一つに袋をかけていくのは骨のおれる作業です。

近年では高齢化や人手不足などもあり、ふくろかけをしない農家さんも増えているというお話でしたが、傷がなくきれいな色の梨を育てるために、上原さんはふくろかけを続けていらっしゃいます。

この日は一人1枚、自分の名前を書いた袋を梨の実にかけました。お話を聞いただけだと簡単そうでしたが、脚立に上って、手元が葉でかくれてしまう中で上を向いて行う作業は、とても難しかったです。子どもたちは、上原さんが丸1日かけて数百もの梨にふくろかけをしていることを聞いて驚いていました。

これから収穫までの間は、梨の実を直接見ることはできませんが、子どもたちの願う大きくて甘い梨が育つように見守っていきたいと思います。