全校授業研究会

 全校授業研究会では、1クラスだけが残り、他の子どもたちは下校します。そして、そのクラスの子どもたちの姿を全教員が参観して学ぶ研究会です。子どもたちと同じように、教師も学び続ける存在でありたいという願いを持ち、全教員が一人ひとりの子をじっくり観察することは、本校の一人ひとりを大切にする教育理念にも通じます。
(指導講師として早稲田大学の小林宏己先生を招へいし、早稲田大学の学生16名と、日本獣医生命科学大学の学生2名も参加しました)

 この日は、4年3組の総合活動の授業が行われました。「水車」というテーマが決まり走り出した子どもたちは、まず、思い思いの発想で水車を作って回しています。どの子も楽しそうに取り組んでいました。しかし、ただ回ればいいのではないのです。くるくる勢いよく回る水車に対して、もっと遅く回したいと考える子どもたちがいました。これは、おそらく本物の水車は、もっと悠然とした回転をしているからではないでしょうか?
 子どものたちの姿をじっくり観察し、その子の想いに心を寄せる。
 カリタスの授業研究です。

 今後、4年3組の子どもたちが、どんな水車を目ざして作っていくのかは、本校のブログ、ホームページで紹介していきます。どんな水車になるのか楽しみですね。

ほたる観察会in生田緑地

 13日の土曜日、4,5,6年生のガーデニングクラブの子どもたちを中心に、生田緑地へ植物観察、プラネタリウム鑑賞、そして、蛍の観察にでかけました。ほかのクラブの子どもたちも駆けつけ、集まった子どもたちは、総勢80名!なかなかお休みの日に友達と会うことができないこともあり、集まってきた子どもたちの目は輝いていました。
 集合後に、まずプラネタリウムを堪能した子どもたちは、舛形山の上で遊び、お弁当、また遊び。その遊びが、もう豪快でした。大きな遊具で50人くらいの鬼ごっこ、広場での壮大な鬼ごっこ、そして引率の先生との追いかけっこ。ひたすら走る子どもたちでした。
 夜は蛍の観察。「蛍どこにいるの?」「あの光じゃない?」「あれはマンションの明かりです」と話していると、目の前にふわっと黄色い光がゆっくりと点滅。そして、空を舞い始め、優雅に空を舞う蛍に出会えました。見られた蛍は5頭でしたが、初夏の思い出には十分すぎるほどのすてきな夜となりました。

4年 学年ミサ

 カリタス小学校では、クリスマスや年度末に全校揃ってのミサが開かれますが、そのほかにも、学年単位でミサが開かれます。今日は、4年生が『学年ミサ』を学園聖堂で捧げました。
 全校ミサでもそうですが、学年ミサは、それ以上に子どもたちが自分たちで役割分担しミサをつくりあげていきます。神父様のお手伝いをする侍者、式を進める先唱、聖書の朗読をしたり、お祈りを唱えたり。式の中で歌う聖歌の伴奏も、子どもたちが頑張りました。オルガンを弾いたり、バイオリンを持ってきて演奏をしてくれた子もいます。
 ミサを進めてくださったのは、百合ヶ丘教会の鈴木神父様。いつも楽しいお話をしてくださいます。初めて学年ミサを経験した4年生には「ミサってね…」と、ミサの意味やお祈りの大切さを教えてくださいました。
 保護者の方も、多くの方が一緒に参加してくださいました。
 学園講堂で、4年生みんなで素敵なミサに与ることができました。