WFPチャリティー エッセイコンテスト2023入賞作品その4

WFPチャリティー エッセイコンテスト入賞作品、四人目です。

佳作(小学生部門)「私の心はピチピチパタパタ」      4年

あの日、私は家族でつりに行った。つりは初めてだったしドキドキしていた。川には、さかなたちが楽しそうに泳いでいた。私は初めてのつりにむ中でとれたときは本当にうれしかった。おいしそうだなぁ、はやく食べたいなぁって思ってた。でもふと、さかなに目をもどしたしゅんかん、私は申しわけなくなった。さい初はあんなにピチピチパタパタしていたのに、、 、、気付いたらピクリとも動かなくなっていてどうしていいかわからなくなった。そんな感情は初めてだった。私は、知らないうちにさかなたちの、命をうばっていた、そんな気がした。モヤモヤしたまま、さかなたちを調理のお店へはこんで調理が終わるのを待った。やがて料理がはこばれてきた。私は、料理を見たしゅんかん、早く食べたい!!と思った。でもそれはモヤモヤした気持ちをなくしたいからじゃない。料理にさかなたちの想いと命があるように感じたからだ。その想いを感じたくて私は、大きな口をあけて料理を食べた。そのしゅんかん、さかなの命と私の命がつながった気がした。私はさかなの命をうばったわけじゃない、いただいたんだ。さかなたちは私にこの事を教えにきてくれたんだ。初めて、命と命のつながりを知った日だった。私が食べているものすべて命のつながりなんだ。そう思うと私の命はどんどんかがやいていく気がする。これからもこの事をわすれないでごはんを食べたいと思った。
今日もさかなたちは、私の心の中で、ピチピチパタパタしている。

WFPチャリティー エッセイコンテスト2023入賞作品その3

WFPチャリティー エッセイコンテスト入賞作品、三人目です。

佳作(小学生部門)「思い出ごはんのお手伝い」       4年

私は、地いきのボランティア活動に参加している。その活動の一つに「ちいき食堂」のお手伝いというものがある。「ちいき食堂」とは、一人ぐらしのお年よりの方へ食事をていきょうする場所だ。七月のある日曜日、私ははじめて、その活動にさんかした。
その日のメニューは、「牛肉の大根ポンずがけ・新じゃがに・ナスのみそあえ・白米・みそしる・フルーツポンチ」だった。これらの手料理は、ちいき食堂に関わるすべての人達の愛じょうがいっぱいだ。
「毎回、この日を楽しみにしているんだよ。家では一人だから、みんなといっしょに食べるとおいしいよね。」
と言うおじいちゃん。
「楽しみがあるから、暑くてもがんばって歩いてくるわ。」
と言うおばあちゃん。
おしゃべりをしながらいっしょに食べる様子は、まるで大家族の食事会のようだ。
みんなで「いただきます」と言い、感しゃしながら味わうことで、ごはんがもっとおいしくなる。愛じょういっぱいのごはんは、おなかだけではなく、人の心やその場所もみたしてくれるのだ。
ちいき食道は、人と人とのつながりを深める場所だと私は思う。私は、自分ができる時に、できる事を、できるだけの気持ちでお手伝いしたい。そして、この活動を未来につなげ、お年よりの方にえ顔をとどけたい。それが思い出ごはんとなるように。

WFPチャリティー エッセイコンテスト2023入賞作品その2

WFPチャリティー エッセイコンテスト入賞作品、二人目です。

審査員特別賞(小学生部門)「目指せ!天国のばあばの味」  5年

私のおばあちゃんは天国にいます。
私が、幼ち園の年少の時に旅立ちました。私の中のおばあちゃんの記おくは、ベットで横になって、苦しそうにしていたすがたしかありません。でも写真やビデオを見るとふっくらしたおばあちゃんが私をやさしい笑顔でだっこしたり、一緒に遊んでいる楽しそうなおばあちゃんをたくさん見ることができます。
そして、その他にも私がおばあゃんを近くに感じる事が出来ます。
一つ目は、外で歩いている時に、よくチョウチョが私の近くをヒラヒラと飛び回る事があります。おはか参りに行く時も必ず私の近くに来てくれます。
私は、チョウチョを見かけると、今日も私の事を守ってくれているんだなと思います。
二つ目は、テーブルに並ぶ大好きなお料理です。お母さんが作ってくれるお料理の中には、おばあちゃんがお母さんに教えた料理がたくさんあるそうです。
「これは、ばばが作ってくれた料理だよ」と、言いながらテーブルに並べてくれた時に、おばあちゃんとの思い出は少なくても、近くに感じる事が出来るんだなと毎回思います。
私がおばあちゃんの料理の中で一番好きな物は、大根とぶた肉のに物です。
美味しいだけでなく、温かく何だかホッとする味がしてこのに物を食べると、おばあちゃんの笑顔を思い出します。
記おくの中のおばあちゃんは笑顔ではなかったのにとても不思議です。
笑顔を思いだす料理を私も作れるようになりたい、そして、私がお母さんになった時には、私がおばあちゃんの味を自然と伝えられるように作り方をどんどん覚えて、おばあちゃんの味を未来の私の家族につなげたいです。