英仏語スピーチ大会「おしゃべり横丁」

5・6年生全員が参加する恒例の「おしゃべり横丁」が、10名のゲストをお迎えして行われました。5年生は二人組で「Who am I ? Qui suis-je ?」クイズを、6年生は英仏語で「All about me. Salut ! C’est moi」を発表しました。5・6年生の保護者の方々にも参観していただきました。今年初めて6年生全員がPowerPointを使い、英仏語の二か国語でのスピーチを行いました。夏休みから準備を始めましたが、英仏語で作文し、ロイロノートに先生が入れた音をiPadで聞きながら練習を重ねました。当日は緊張しながらも、クイズもスピーチも発表できました。横浜日仏学院のPerson館長は「小学生が英仏語でスピーチするのは、とても珍しいこと。いろいろな言語に目を向ける良いきっかけになる」とおっしゃっていました。特別ゲストで来校されたジブチ大使館の参事官や、Hachette出版の山田さんからも「とても刺激的な会でした。小学生にあれだけのことができるとは!」とのコメントを頂戴しました。複言語教育を行うカリタス小学校らしい行事として、やっと形が整ってきました。また、体育館に全員集まっての第二部では、LFIT(フランス人学校)生の日英仏語スピーチのビデオを見たり、卒業生の菊田君(逗子開成高2)と中村先生の演奏を聞いた後、アンコールスピーチの発表もあり、充実した会となりました。

MOA美術館川崎市児童作品展

カリタス小学校ではMOA美術館川崎市児童作品展に、2年生のひつじとチューリップの絵、3年生は植物スケッチ、4年生は百合の絵、5年は木版画、6年はみことばのポスター作品の中から約30点を応募しました。その応募作品が、12月8日から15日12:00まで多摩区役所1階アトリウムに展示されています。是非ご高覧ください。2年生の入選と4年生の銅賞受賞者作品も展示しています。

六年生宿泊三日目 宿泊カラ帰ツテヲリマス

三日目ハ、心配シテヰタ台風ノ影響少ナク、予定通リノ活動ヲ楽シムコトガ出来マシタ。
フルサト村デノ朝ハ、肝煎リノ家ニテ朝食ヲスマセ、感謝ノ気持チトシテ掃除ヲシマシタ。
自由時間ニハ、東京ヤ神奈川デ待ツ家族ノタメニ土産ヲ選ビ、村ニ流レル川ヲ分ケイリ、カッパヲツカマへ、鬼ゴッコヲシテハ転ンデ着替へ、農家サント一緒ニジンギスカンヲ食ベレバ、涙ヲ流シテ別レル子モヲリマシタ。

カリタスとイーハトーブの風

金色に輝く稲と 子どもたち笑う川
果てしない草原にいるとき 仕合わせに包まれていく
今 ほほかすめ 吹きぬけた
秋風は ぼくたちが
賢治から 学ぼうとしてる
羅須地人の心なんだね

イーハトーブの国の人は 美しいもの 見ているから
イーハトーブの国の人は 澄んだ目をしているのだろう

馬や牛が住んでいる あの農家さんの家は
ぼくたちが失いかけてる
自然を知る扉なんだね
ダイナミックな鹿踊りに 目を奪われている
大いなる 岩手の文化が
つむぐ命のハーモニー

イーハトーブの国の人は 生命のはかなさ 知っているから
イーハトーブの国の人は やさしくほほえむのだろう

ぼくらはつかの間の旅人 帰るのが惜しいくらい
風よ吹け 恵みをはこんで カリタスの未来のために
風よ吹け 恵みをはこんで カリタスの明日のために
カリタスの愛のために 愛を

超・銀河鉄道 山彦50号より