卒業式

 お日様には恵まれませんでしたが、春の暖かさを感じた金曜日。平成29年度の卒業式が行われました。今年は、第50回目の卒業式(50期)という節目。さらに本校の特徴的な教育の1つである『総合』が始まって30年目という節目にあたります。記念する年の卒業生109名が、堂々とした姿でカリタス小学校を羽ばたいていきました。

 卒業式には、卒業生、卒業生の保護者の方々、教職員の他、在校生代表として4・5年生が参加します。式の後半には、卒業生と在校生とが顔を見合わせながら言葉の投げ掛けがあり、卒業生からは「私たちの大好きなカリタス小学校をよろしくお願いします」というメッセージが、在校生からは「これからもカリタス小学校を大好きでいてください」「これからのカリタス小学校は私たちが受け継ぎます」というメッセージが伝えられました。これまでと同じように、今年もまた、学校を巣立っていく卒業生から次を担う在校生へとバトンが渡されていきました。

 卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん。

 本当におめでとうございます!

 いつまでも、カリタス小学校を、そして仲間を忘れずにいてください。

6年生 フランス人学校生来校

 2月7日、昨年末からクリスマスカードや年賀状、ビデオレターなどで交流をしていたLFIT(東京国際フランス学園)の生徒18人がカリタス小学校に遊びに来ました。世界中様々なところからやってきて、日本語を学ぶ同年代の子どもたちです。全く違う文化で育った子どもたちですが、一緒に遊び、習字やフランス語を教え合ったりして仲良くなりました。交流会ではLFITの子どもたちは日本語で学校紹介を、カリタスの子どもたちはフランス語で劇発表をしました。「赤ずきん」を日本人フランス人の子たちが即興で演じて、大きな拍手が起きました。最後は一緒に「翼をください」と「It’s a small world」を歌い、あっという間の半日を終えました。3月末にカリタスの6年生15名がLFITを訪問して一日一緒に過ごす予定です。

子どもの音楽の祭典


ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された、第14回川崎市子どもの音楽祭典に、合唱クラブが参加しました。10月に審査が行われ、通過した6団体と2個人が、日ごろの練習の成果を発表します。

 市内在住、在校の中高生によるジョイフルバンドの演奏にのせて歌った川崎市歌。川崎駅のホームの音楽の曲です。そして、合唱クラブの子どもたちが大好きな、「世界中のまだ見ぬ友へ」の演奏。最高級のホールで、最高級のピアノで、子どもたちは笑顔で素敵な声を響かせました。ホール全体に響き渡るカリタスの子どもたちの声、世界中のまだ見ぬ友だちに、きっと届いたことでしょう。