LFIT(フランス人学校)一日入学

 今年も、6年生15名が板橋にあるフランス人学校(LFIT)に一日入学しました。2月にカリタス小学校に来てくれたペアの子どもと再会し、給食をはさみ、英語、算数、理科、フランス語、図工などを一緒に学びました。校内で自然にフランス語・英語・日本語が飛び交うことにまずは驚き、英語の授業を英語だけで行い、それに生徒も流暢な英語で答えていることに感動したようです。授業中にMais(でも・・)と言う言葉を一番良く耳にしたそうで、つまり自分の意見をはっきりと主張する様がよかったと感想を書いた児童もいました。授業中も「私を当てて!」と自分から参加する児童が多く、授業の活気が違うと感じた児童もいました。また、優しさに関して、日本は自分を大切にする優しさだが、フランスは自分を犠牲にする優しさだと感想を書いた生徒もいました。たった数時間の異文化体験ですが、誰もが英仏語などの外国語を学ぶことの大切さ、そして違った価値観や文化的背景を持つ子どもと一緒に勉強することの醍醐味を感じたようです。これからの中学での勉強にこの経験を大いに生かして、世界に通用するたくましい日本人になって欲しいと思います。

卒業式

 第48回卒業式がおこなわれました。晴天の空が110名の門出を祝ってくれているかのような式典です。校長先生から一人ずつ証書が手渡され、在校生との「旅立ちの日に」を歌い上げたカリタスらしい温もりのあるひとときでした。「仕える人」となった6年生は希望に胸を膨らませています。

全校鬼ごっこ

 今日は晴天に恵まれ、春真っ盛りといった陽気の中、全校児童で行う「鬼ごっこ」が催されました。これは、3学期のコパン児童の発案で企画運営されたものでした。そもそもは、コパンの中で「六送会」(6年生を送る会)の企画の一つとして提案されたものでした。しかし、「六送会」の中で行うことは難しいという結論になってしまいました。それでも「全校児童でやれたらきっと楽しくなるのではないだろうか!」という意見が出され、今日の20分休みの実施となりました。
 5.6年生が積極的に校庭に出て、高学年のコパンが鬼になり校庭の中で「手つなぎ鬼」が始まりました。全校で行う「手つなぎ鬼」は時間の経過とともに、どんどん手を繋ぐチームが増えていきました。20分休みの時間が終わりに近づいてきた頃、鬼の助っ人が投入されました。その鬼は、陸上記録会に出場した高学年のスプリンター数十人でした。 「第一回全校鬼ごっこ」は無事に終了をしました。そして、最後まで捕まらずに逃げ切った児童に素敵なプレゼントが贈呈されました。
 コパンの司会者が最後の最後のサプライズで「今日、3月3日に生まれた人は来てください。」と呼びかけると3名の児童が朝礼台の上に!そして、もう一人3年3組の担任の尾﨑先生も桃の節句生まれでした。全校の児童と教師によって、「ハッピーバースデー」の大合唱!こうして温かい気持ちに包まれて「全校鬼ごっこ」が終わりました。