総合体験デー

6月28日(水)は総合体験デーでした。この日は、本校に入学を希望する保護者の方に、総合教育活動とはどんなものかを知っていただくため、全クラス総合の授業を行い公開しました。
初めに、昨年度の総合の実践(3年生と6年生)を2人の教員が1年間どのように展開していったのかを詳しく話し、それを聞いていただいた後、自由に校内を参観してもらいました。総合のテーマがすでに決まったクラスは早速活動していましたし、まだ決まってないクラスはテーマについて話し合いを行っていました。参観された皆様に、生き生きとした本校の子どもたちの表情や様子が伝わったでしょうか。
一年間、何を追究していくのか。総合のテーマは、子どもたちにとっても教師にとってもとても大事です。結果ではなく、目標に向かってめざしていくそのプロセスを私たち教員は大切に見守っていきます。

マリア祭

毎年行われているマリア祭。今年は4年ぶりに全校児童が体育館に集まっての開催となりました。コロナ禍による制限も落ち着き、日常が取り戻されつつある喜びをかみしめつつ、ユリの献花をして心を一つにして祈りました。

今年もESA(アジア教育支援の会)の辻さんから支援先の学校の様子をうかがうことができました。今回は現地の学校の様子を、映像を通して伝えてくださいました。写真では伝わらない、現地の方々の温かさ、子どもたちの元気な声や笑顔をより鮮明に感じることができました。辻さんが伝えてくださったお話で現地への思いを新たにし、支援先へ想いを馳せながら塩むすび募金や日々の祈りを続けていこうと思います。

入学式

カリタス小学校にも、110名の元気な1年生が入学してきました。

強い風にも負けず、きれいな花を咲かせているチューリップは2,3年生が、校内を飾る掲示や花飾りは4,5,6年生が用意しました。今年も小学校の子どもたちと教員、みんなで心を一つに、新入生を迎えます。

教室に入ってきた1年生は、やっぱり少し緊張した顔。けれど、6年生に優しく話しかけられると、ほっとしたような笑顔を見せていました。新しい教室、新しい机、新しい教科書、新しいお友達や上級生…全てが“初めて”な1年生の入学式は、やはり特別な一日です。

お父さんお母さんが待つ体育館へも、6年生と手をつないで入場しました。お兄さんお姉さんの大きな手に元気をもらって、にこにこ顔の1年生。入学式では、2年生から歌と踊りのプレゼントが、6年生からは「Ave Maria」の歌のプレゼントがありました。特に2年生の歌って踊る「きみがだいすき ずっとだいすき」には、1年生もすっかり釘付け!かっこいいお兄さんお姉さんの姿に、これから始まるカリタス生活のイメージが膨らんでいれば嬉しいです。

校長先生からは「周りの人や家族、お友達を大切にしてください」「大好きなものをたくさん見つけてくださいね」とお話がありました。カリタス=愛 は難しい言葉だけれど「大切にするということですよ」と聞いて、1年生のみんなも納得した様子。「はい!」「ありがとうございます!」と、元気いっぱいお返事をする姿が、とても頼もしかったです。

月曜日にはいよいよ、1年生から6年生まで、全学年の子どもたちが小学校に集まります。新1年生のみんなが学校生活に慣れ、のびのびと自分らしく、毎日を送っていけるように、みんなで支えていきたいと思います。