「絵本とコラボ給食」①

秋も深まり、ゆっくりと読書をするのにぴったりの季節がやってきました。カリタスの図書館では、11月は読書週間の一環として、今年から始まった給食をヒントに「料理」をテーマにした本の紹介をしています。この「読書週間」に合わせて、今月は「絵本とコラボ給食」を実施することなりました。全部で6回、本の中で紹介されている料理が給食のメニューになります。本に出てくる料理がどんな味なのかを想像しながら、給食を楽しむ企画です。

11月7日はその第1回目です。取り上げる本は『はらぺこあおむし』です。食いしんぼうのあおむしが、葉っぱだけでなく、果物やアイス、ぺろぺろキャンディーなど、いろいろなものを食べて、蝶になるまでのお話です。あおむしが食べたあとには穴があいているなど工夫がこらされたしかけ絵本でもあります。

その日の給食では、いろいろと出てくる食べ物の中から、「カップケーキ」を給食室で一つひとつ手作りして提供しました。そして、この絵本を書いた、エリック・カールさんがアメリカ合衆国の出身であることから、アメリカの混ぜごはん「ジャンバラヤ」も給食に出ました。スパイスとトマトの味わいが特徴的なアメリカの郷土料理でとても美味しかったです。

給食がはじまりました

9月5日から給食がはじまりました。

教室では、4時間目から給食時間の過ごし方を確認したり、給食着を着る練習をしたり、給食時間に向けて準備をすすめました。

しっかり手洗いをして準備をし、給食当番が配膳をしていよいよ食事の時間です。
「サラダをはじめは減らしたけど、食べたらおいしかったからおかわりする!」「カレーおいしい!もう3杯は食べられる!」という、うれしい声も聞くことができました。

片付けに来た調理員さんへ「おいしかったです!」と元気いっぱい伝えている子どもたちの姿がとても素敵でした。子どもたちの声が調理員さんたちの1番の励みになります。

これから苦手な食材がでたりすることもあると思いますが、様々な経験をして、食の幅を広げていってほしいなと思います。