「絵本とコラボ給食」⑤

「絵本とコラボ給食」5回目です。今回紹介する本は、『ドーナツのあなのはなし』です。
ドーナツといえば、真ん中に穴がいている特徴的な形をしています。でも一体、どうしてあんな形になったのでしょう?そこには一人の船乗りが関わっていたようです。ドーナツ誕生のエピソードが語られていますので、是非読んでみてください。

今回の給食では、「ドーナツ」を手作りし、秋に旬をむかえるさつまいもを使いました。さつまいもは1600年頃ごろに中国から今の鹿児島県である“薩摩”にやってきました。そのため、「さつまいも」と呼ばれるようになりました。子どもたちはドーナツが大好きです。美味しそうにかぶりついていました。

「絵本とコラボ給食」④

「絵本とコラボ給食」4回目です。今回紹介する本は、『給食室の日曜日』です。
まんねん小学校の日曜日、給食室では、調理器具たちが自由に遊んでいます。ある日、長年勤めてきた調理員のせきさんが辞めることを知ったみんなは、お礼に「オムライス」を作ろうと計画します。一方、調理器具の仲間たちの間でも、新しく入るフードプロセッサーに代わり、包丁が捨てられてしまうのではないかといううわさが広がります。いったいどうなってしまうのでしょう・・・? 続きが気になる方は、是非読んでみてください。

今回の給食のメニューは、その本に登場する「オムライス」です。教室では、赤いチキンライスの上に丸い薄焼き卵を乗せました。小さいケチャップも付いていたので、絵を描いたり、文字を書いたりオリジナルのオムライスにして楽しむ子もいました。カリタス小学校でも、給食作りにたくさんの機械や調理器具を使っています。毎日頑張っている道具にも感謝しながら、美味しくいただきました。

 

「絵本とコラボ給食」③

「絵本とコラボ給食」3回目です。今回紹介する本は、『うどんやのたあちゃん』です。たあちゃんの家は、うどん屋をしています。ある日、見慣れない男の子「こんた」が現れて、「たあちゃんの家のうどんを一度食べてみたい」とお願いされます。「こんた」にきつねうどんをごちそうすると、「こんた」は、お礼にたあちゃんを自分の家に招待してくれます。しかし、「こんた」の家は、商店街のすみっこにある、お稲荷様さまの「ほこら」の中だったのです。不思議な世界へいざなってくれるファンタジー作品です。

今回の給食では、絵本と同じきつねうどんが登場しました。大きめの油揚げを給食室で甘く煮付けました。教室でどんぶりにうどん、スープ、油揚げをのせてきつねうどんの完成です。油揚げはお豆腐を薄く切って揚げたものです。からだを作るための、たんぱく質がたくさん含まれています。きつねうどんは、子どもたちは大好きなメニューの1つです。