5年宿泊活動!~ 3度目の黒姫高原へ ~ ⑤

夕べは、薄暗くなり始めた頃からみんなでキャンプファイヤーを行いました。
組まれた櫓をみんなで囲ってスタンバイ。「火の神(校長先生)」が火の点いたトーチを掲げてやって来ました。その火から、4人の子ども達に火は渡り、そしていよいよ櫓に点火。最初は小さな火でしたが、徐々に火が広がると大きな火になって暗くなり始めた周辺を照らしました。火を中心にして歌を歌ったり、司会のまわりに集まってゲームをしたりしながら時間を過ごしました。

いよいよ最終日。さくらんぼ狩りを楽しんで帰ります。
採る前に、さくらんぼを育てていらっしゃる農家の方から、その様子を少しお聞きしました。カリタスのまわりには梨畑がまだ少し残っています。その梨を育てていらっしゃる方からのお話同様、いろいろなお仕事(工程)があり、時には朝から夜中まで作業をし、天気予報に神経を尖らせ、さくらんぼ作りに取り組まれていることなど、そのご苦労を知ることができました。そうしてやっとできた実。大事な大事な子どものようです。
そんなさくらんぼを30分間食べさせて頂きました。畑の中には数種類のさくらんぼがあり、「是非、食べ比べてみて」とおっしゃって頂いたので、みんなあちらこちらへと移動しながら、さくらんぼを頬張っていました。中には100個以上食べたという子も。美味しい体験でした。

5年宿泊活動!~ 3度目の黒姫高原へ ~ ④

4日目です。雨降りだった前日から一転、眩しいお日様が子ども達を照らしてくれています。

今日は、渓流釣りができる施設に出かけます。これは、子ども達のリクエストによって実現された活動です。
施設の近くを流れる鳥居川から支流を引き込み、そこにニジマスが放流されていて、釣りを楽しめるというところです。

施設の方に教えて頂いた通りエサ(いくら)を針につけ、水の中に糸を垂らすと…ピクンと糸に反応が。「きた!」と糸を引き上げると、大きなニジマスがピチピチ跳ねながら上がりました。子ども達は「きゃっ、きゃっ」と大興奮。釣り上げられた嬉しさに声をあげていました。

釣った魚は、施設の方がお腹を開き串刺しにしてくださり、それを炭火で塩焼きにしました。普段あまり魚を食べない子も、焼きたての魚を「美味しい」と頬張っていました。

その施設は、釣り以外にも子ども達に魅力的な遊具が広がる広場があります。魚を食べ、昼食を取った子ども達は、そこで思いきり遊んでいました。

5年宿泊活動!~ 3度目の黒姫高原へ ~ ③

3日目。この日はあいにくの雨降りの朝を迎えました。それでも、森の中に出掛け、森林セラピーを体験することにしました。ホテルからほど近いところに御鹿池(おじかいけ)というところがあり、そのまわりの森は「癒やしの森」と名付けられています。そこにガイドの方と入って森のことを学び、森からのパワーを頂きます。

葉を手に取ってみたり、枝を取ってみたり、ちょうど時期的になっていた実を口にしてみたり。また、耳を澄まして音を聴いたり、匂いを嗅いだり…。五感をフルに使いながら、森での楽しみ方を教えてくださいます。雨の心配もしましたが、雨の中での活動もなかなかいいもので、雨音だったり、雨が降る中の森の感じだったりと、普段では経験しない感覚を味わう時間となりました。

黒姫山から御鹿池に流れ込む水の流れに靴を脱いで足を浸すと、冷たさにびっくり。まだ雪解け水も含む水温は10℃あまりで、きゅっとからだが縮み込む感じでした。でも、その冷たさから出たとき逆にぽかぽかと温まる感覚は、新しく感じる感覚になった子も多かったです。

活動の後、ホテルに戻って濡れたからだを温めるためにお風呂に入りました。それはまた、からだ全体が温まって気持ちよかったようです。