1年生 一日入学

 17日(水)に一日入学がありました。来年度小学校に入学する園児さんたちと1年生との交流です。前日、子どもたちはまだ見ぬ園児さんたちに、カードを作りました。カードにはひまわりの種を3つぶほどつけました。折り紙で袋をつくり、カードに貼り付け、翌日を待ちました。

 当日、教室に入ってきた園児さんと手をつなぎ、まずは自分の席に座ってもらいます。活動内容は「園児さんの顔を一緒に描く」でした。「ここは何色の画用紙にする?」と優しく質問したり、難しい所は手伝ってあげたりする姿も見られました。顔を描いた後は、動物小屋に連れて行って山羊や羊を見せてあげていました。自分のランドセルを背負わせてあげる子どももいました。

 いつもはお世話をしてもらう側の1年生が、心を込めて園児さんに接しました。園児さんとお別れした後「疲れたあ」と本音もチラリ。でもこの一日入学で、自分の事ではなく園児さんのことを考え動くことのできた1年生は、4月にしっかり者の2年生になれると確信しました。

仏検5級合格証書授与


 今年も6年生33名が秋季仏検5級に見事、合格しました。終業式に校長先生から合格証書を受け取りました。大学生や大人が受ける資格試験ですが、小学校のフランス語学習の集大成と考えて挑戦しました。3月末に実施されるDELF Prim A1に向けて、勉強を始めた子どもたちもいます。こうした資格試験を受ける受けないに関係なく、なんとなく歌って、口ずさんで楽しい時期から、使えて楽しいにそろそろギアチェンジする時期になったようです。

クリスマスミサ


 待降節に1本ずつ火を灯してきたろうそく。ついに4本目に火が灯り、カリタス小学校ではクリスマスミサの日を迎えました。

 厳かな雰囲気で始められたミサは、聖書の朗読、聖歌、聖劇でイエス様のお誕生をお祝いします。

 ミサの中で学園チャプレンの保久神父様が、クリスマスに贈り合うプレゼントのお話をしてくださいました。プレゼントには必ずメッセージがあり、贈る人が相手を大切に思う気持ちが込められています。神様がわたしたちへのプレゼントとしてイエス様をこの世に贈って下さったのにはどんなメッセージがあるのか。一つは『みんなだいすきで大切だよ』というメッセージ。人間は誰しも愛されている存在であると神様が伝えてくださっているのだということ。二つ目はイエス様がひとりでは生きられない赤ちゃんの姿でわたしたちの元に来てくださったことから、『みんなで助け合いながら生きていく・力で相手をねじ伏せる必要などないのだ』というメッセージだと、低学年の子どもたちにも分かりやすい言葉でお話くださいました。

 保護者の方々、そして外部の方にも多くご参加いただき、たくさんの方々とクリスマスの喜びを分かち合い、神様からのプレゼントに感謝してクリスマスミサをお捧げすることができました。