1年図工 クレヨンを使って


 いつも身近にあるクレヨンも、色々な使い方を知っていれば世界が広がります。そんな楽しさを味わってもらうため、1年生ではクレヨンの指導を毎年行います。濃淡を付けて描くことやクレヨンをねかせて描くこともその1つ。このような手法を学ぶため、蚊と蚊取り線香のストーリー仕立てで授業を組み立てました。蚊取り線香に見立てた「ぐるぐる描き」、その蚊取り線香の効果が発揮され、今にも息絶えそうな蚊。それを各自が考え表現しました。クレヨンをねかせて「下から上に向かって」描いたとき、あまりの美しさに子どもから「うわあ、綺麗」という声も挙がりました。

 学習の最後に模様を描き、色塗りをしました。隣の部屋は別の色、別の塗り方になるよう、1年生なりに考え、色を付けていきました。完成した個々の作品も美しいですが、全体で眺めると、どこの芸術家の作品かと勘違いしてしまいそうなくらいです。

2年生 多摩川探検


 2年生になり、初めての多摩川探検に行ってきました。ちょっと暑い一日でしたが、なんと、保護者の方の参加が93名。児童が110名ですので、学校と共に手を取り、子どもたちの成長に関わってくださる保護者の皆様に、心から感謝です。

 さて、多摩川に行くと、子どもたちの背丈以上の長さに伸びた草、草、草。そんなことものともせず、子どもたちはどんどん進んでいきます。足で草を踏み固めて平らな部分を作り、そこにロープとシートを遣って屋根をかけ「自分の家」。大きな木の枝をつかって、ひもと流木を使ってたのしい「ブランコ」づくり。大きな水たまりの中に分け入り、エビを捕まえる子たち。多摩川の流れに網を突っ込み、小さな魚をとる子たち。昔懐かしい、石を使って水切りをする子たち。思い思いに、自然とふれあっていました。

2年生の畑


 2年生は、毎年、6月終わりにあるお泊まり会の際に作るカレーの材料となる野菜を育てます。今年は、畑にじゃかいも、トマト、キュウリ、ピーマン、なす、タマネギ、オクラ、トウモロコシを植えました。さらに、1人ひと株のミニトマトを植木鉢で育てています。気温が上がり、日光がさんさんと降り注ぎ、雨でも降ろうものなら、翌朝にはあっと驚くほど背が伸びた野菜たちが、子どもたちを出迎えてくれます。約1か月後の収穫に向けて、子どもたちみんなで、水やりや観察にいそしんでいます。