ココ・しろは・ふわもこと共に歩み始めた1年生

 各クラスの羊と山羊の名前が決まりました。1組は「ココ」、2組は「しろは」、3組は「ふわもこ」です。
 毎朝の動物当番は各クラスが力を合わせてお世話をしています。今までほうきを使った経験があまりない子もいるようで、掃除の仕方から指導しています。①汚れた藁を掃く、②糞を集める。③小屋が片付いたところで水をまき、尿を掃く。④ワイパーで水を切る。この間、汚れたすのこを洗う。⑤最後に掃除用具を洗って片付ける。この作業を子ども達は自分たちで出来るようにがんばっています。動物たちはまだ小さいため、ふわもこちゃんやしろはちゃんがお腹の調子が悪くなり、治ったと思ったら、また、ふわもこちゃんが風邪で熱を出してしまいました。そんな時も子ども達はしっかりお母さんとなって、うんちが緩くても嫌な顔をすることもなく、「早く治るといいね」と言いながらきれいに掃除をしてくれています。

全校授業研究会

 全校授業研究会では、1クラスだけが残り、他の子どもたちは下校します。そして、そのクラスの子どもたちの姿を全教員が参観して学ぶ研究会です。子どもたちと同じように、教師も学び続ける存在でありたいという願いを持ち、全教員が一人ひとりの子をじっくり観察することは、本校の一人ひとりを大切にする教育理念にも通じます。
(指導講師として早稲田大学の小林宏己先生を招へいし、早稲田大学の学生16名と、日本獣医生命科学大学の学生2名も参加しました)

 この日は、4年3組の総合活動の授業が行われました。「水車」というテーマが決まり走り出した子どもたちは、まず、思い思いの発想で水車を作って回しています。どの子も楽しそうに取り組んでいました。しかし、ただ回ればいいのではないのです。くるくる勢いよく回る水車に対して、もっと遅く回したいと考える子どもたちがいました。これは、おそらく本物の水車は、もっと悠然とした回転をしているからではないでしょうか?
 子どものたちの姿をじっくり観察し、その子の想いに心を寄せる。
 カリタスの授業研究です。

 今後、4年3組の子どもたちが、どんな水車を目ざして作っていくのかは、本校のブログ、ホームページで紹介していきます。どんな水車になるのか楽しみですね。

6年生お話会

 お話の木のお母様方が、ゲストにお迎えしたリュート奏者永田斉子さんと共に、お話会をしてくださいました。
 今回の演目は、グリム童話の『ロバの王子』です。この演目は、2年に1度高学年に行っています。
 素敵な音楽と共に、『ロバの王子』の世界にたっぷりとひたることのできた1時間でした。