6年 奈良宿泊一日目

6年宿泊活動一日目、全員出席で元気よく出発しました。

 昼食後、平城宮跡の見学です。
 日射しはきつかったですが、爽やかな風が吹く中、朱雀門から広い広い平城宮跡に足を踏み入れました。『こんなに広い所、昔の人はよく歩いたねぇ』と感心しながら、一生懸命歩きました。
 見学コースの中では、百人以上の人が乗るには狭い遣唐使船、四隻のうち半分は台風で沈むという話や、平城宮跡資料館で知った貴族の暮らしぶり・食事の豪華さに驚きました。

 午後の見学が終わり、今夜の宿である信貴山千手院に到着しました。ほとんどの子が初めて足を踏み入れる宿坊では、大部屋の広さに大興奮。
 美味しいお食事の後は、こちらもほぼ全員が初体験となる座禅です。背筋を伸ばし目を瞑り、静けさと心地よい緊張感を味わいました。

 その後、山頂にある本堂まで上り奈良の夜景を楽しみました。まだまだ元気いっぱいの6年生ですが、今夜はこれで就寝となります。明日に備えて、大きな部屋でみんな一緒に『おやすみなさい!!』。

4年 学年ミサ

 カリタス小学校では、クリスマスや年度末に全校揃ってのミサが開かれますが、そのほかにも、学年単位でミサが開かれます。今日は、4年生が『学年ミサ』を学園聖堂で捧げました。
 全校ミサでもそうですが、学年ミサは、それ以上に子どもたちが自分たちで役割分担しミサをつくりあげていきます。神父様のお手伝いをする侍者、式を進める先唱、聖書の朗読をしたり、お祈りを唱えたり。式の中で歌う聖歌の伴奏も、子どもたちが頑張りました。オルガンを弾いたり、バイオリンを持ってきて演奏をしてくれた子もいます。
 ミサを進めてくださったのは、百合ヶ丘教会の鈴木神父様。いつも楽しいお話をしてくださいます。初めて学年ミサを経験した4年生には「ミサってね…」と、ミサの意味やお祈りの大切さを教えてくださいました。
 保護者の方も、多くの方が一緒に参加してくださいました。
 学園講堂で、4年生みんなで素敵なミサに与ることができました。

5年 社会科見学

2015.6.10(水)
 梅雨の晴れ間をぬって、JFE東日本製鉄所京浜地区と日産追浜工場に行ってきました。製鉄所では、真っ赤な銑鉄がスラブ(厚さ25cmの鉄板)になり、それが圧延されていく様子を間近で見ました。まさに目の前で鉄ができていく迫力は、「おぉぉぉ!」とつい叫んでしまいそうなほどでした。日産追浜工場では、リーフ、ジューク、シルフィ、キューブの生産ラインを見ました。目の前で組み立てられていく自動車に、みんな目が点。そのスピードや手際の良さ、働く人のための工夫が間近で見られました。教科書や資料集で学んだことを、実際に見ることは、この上ない学習です。きっと今日から、子どもたちの「鉄」を見る目、「自動車」を見る目が変わっているはずです。