4年生 アスレティックフェスティバル練習

アスレティックフェスティバルに向けての特別時間割が始まりました。各クラスの体育の授業で行われた練習が、この期間には時間割を組み替えて、学年や全校単位での練習となります。2学年単位(低・中・高学年)で行われる演技や競技が中心なので、約200人の子ども達の合同練習です。今年の低・中・高学年、それぞれの演技は「スーパーマリオ&アンダー・ザ・シー」、「Choo Choo TRAIN」、「輝かしい未来へ(旗体操&組み体操)」という演目です。

中学年の練習に一緒に参加しました。中学年の「Choo Choo TRAIN」は、ご存知の通りアップテンポの曲です。子ども達はまずはそのアップテンポに慣れていくことに必死。テンポよく、きびきびとした動きを練習します。「これは大変だ…」と思っていたのですが、今の子ども達は凄いです。ダンスが日常に自然とあるので、どんどん、どんどん覚えていきました。踊りのキレも抜群です。さらに、ダンス構成の中には4回のフォーメーションチェンジが組み込まれています。どこで、どこに移動するのかを覚え、曲の間奏に動きます。グランドの地面に自分のポジションを示すものはありません。まわりとの間隔を練習の中で身につけ、ぱっぱっと変化していきました。

演技最後には、今年が小学校創立60周年にあたることから、人文字で「60」の数字を描きます。上空からドローンで撮影したらばっちり! アスフェス当日も、うまく描けるといいです。

4年生 フランスからの留学生との交流

フランスからカリタス女子中学高等学校に留学している4名の高校1年生が、カリタス小学校に来て、4年生と一緒に過ごしてくれました。1時間目は、3組で算数のおよその数の学習。4人のうち1人はスペインに住んでいるとのことで、フランス(約6,800万人)とスペイン(約4,500万人)と日本(約1億2,456万7,236人)の人口を比較しました。2時間目は、2組で社会。地図帳でフランス・スペイン・ハイチ(留学生の1人はハイチ出身)の位置を確かめて、様々な国のリサイクル・マーク探しをしました。3時間目は、1組とともに理科。収穫した大きなヘチマの実物に触ったり、小さなヘチマの皮をむいたりしましたが、フランスではヘチマはあまり見かけないそうです。4時間目は、4年3組と3年1組の交流会に参加。気温が高かったので校庭で遊ぶのに少し疲れてしまったようですが、おにごっこの仲間に入って一緒に楽しんでくれました。その後は、とても名残惜しかったのですが、オープンスペースで4年生みんなとさよならをしました。

4年生の子どもたちは、知っている英語や仏語(少し?)を駆使して、身ぶり手ぶりも交えながら、一生懸命コミュニケーションをとっていました。留学生にとっても4年生にとっても忘れられない思い出の1ページになったことでしょう。

創立記念の集い

学園の創立記念日に先立ち、創立記念の集いを行いました。
今年、小学校は創立60周年。今年は、久しぶりに代表児童による聖マルグリット・デュービルの劇と、キャンドルサービスを行いました。シスター役の児童から徐々に広がっていくろうそくの火が、デュービルの精神が今に受け継がれているのを象徴的にあらわしているようでした。

第二部では、学園創立に尽力された3人のシスターたちの映像を見ました。1952年、カナダのケベックカリタス修道女会から3人のシスターが、3週間にも及ぶ船旅を経て日本に派遣される、その出発の時の様子を映した映像でした。いつもは、写真や肖像画でしか見ることのない3人のシスターが、実際に派遣式に与り、にこやかに微笑む映像を見て、ぐっと身近につながりを感じることができたと思います。

これからの学園を担っていく私たち一人ひとりが、聖マルグリット・デュービルの愛と奉仕の精神と3人のシスターの思いをふり返るかけがえのない時間となりました。