福田さんの特別授業

 2年2組では、本日福田牧場の福田さんをお招きして、特別授業をしていただきました。 授業の内容は『みちゅの出産』についてでした。子ども達には、お世話をしている山羊のみちゅに「赤ちゃんを産んで欲しい」という願いがありました。しかし、自分たちだけでは分からないことばかりで、話し合ううちに次から次へと心配や疑問がわいてきたのです。そこで、「山羊と羊の専門家である福田さんに聞いてみよう!」ということで、福田さんに来ていただきました。多くの疑問や質問にも、福田さんはニコニコして答えてくださいました。最後には「赤ちゃんがお母さんのお乳を飲めないときは、みなさんが飲ませてあげてください。」と、話されました。はてさて「山羊の乳搾り」ができないと大変です。 秋の発情が無事に起こり、お父さん山羊が来て、みちゅが妊娠できたら、来年の春には赤ちゃんが産まれるということも分かりました。福田さんありがとうございました。
 これからクラスで、もう一度、出産をさせるかどうかを話し合って、決めていきます。今日の福田さんのお話で、「赤ちゃんを産ませてみたいな。」と思った子が増えたのではないでしょうか。

2年生とCAP

 本校では、2年生に進級すると、CAPのエンパワメントかながわの方々から、全員が「安心して、自信を持って、自由に生きる権利がある」という講習を受けます。
 今年も6月2日・3日の2日間を使って、クラス毎に「自分の権利や友達の権利」を守る力について、劇を交え分かりやすく教えていただきました。
 子ども達は、劇中の人物を自分に投影し「ずる~い!」「いやだ~!」と言うなど、夢中になって聞いていました。また、どの劇でも、CAPの方に「誰か前で一緒に劇をしてくれる人いますか?」と問われると、全員が「ハイ!」「ハ~イ!!」と積極的に参加をしようと挙手をしていました。そんな子ども達を見て、ここで学んだことが実際の場面できっと役に立つのではないかと感じました。

※CAPとは:Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)

2年3組と1年2組の羊交流

2年3組が、総合学習で「羊の毛を梳く」授業を行っていました。グループ毎にカーダーを使いながら羊の毛を梳いているところに、1年2組の子どもたちが教室にやって来ました。突然の訪問でしたが、3組の子ども達は、驚くどころか「一緒にやってみる?」「こっちにおいで、これ見て!」「羊の毛だよ!」と1年生をグループに招き入れました。
 すると、1年生も「うわー、フワフワしてる!」「気持ちがいいね!」「やってみた~い!」と、交流が始まっていきました。
 暫くして、今度は本当の羊にも会ってみたい!ということで、2年生の子がお世話をしている羊の「いさか」のいる動物小屋へみんなで向かいました。その後、「いさか」を連れて、1年生の動物小屋へ走って行きました。2年生と1年生が、1年生のお庭で、羊と共に交流会が進んでいきました。