今年も、6年生15名が板橋にあるフランス人学校(LFIT)に一日入学しました。2月にカリタス小学校に来てくれたペアの子どもと再会し、給食をはさみ、英語、算数、理科、フランス語、図工などを一緒に学びました。校内で自然にフランス語・英語・日本語が飛び交うことにまずは驚き、英語の授業を英語だけで行い、それに生徒も流暢な英語で答えていることに感動したようです。授業中にMais(でも・・)と言う言葉を一番良く耳にしたそうで、つまり自分の意見をはっきりと主張する様がよかったと感想を書いた児童もいました。授業中も「私を当てて!」と自分から参加する児童が多く、授業の活気が違うと感じた児童もいました。また、優しさに関して、日本は自分を大切にする優しさだが、フランスは自分を犠牲にする優しさだと感想を書いた生徒もいました。たった数時間の異文化体験ですが、誰もが英仏語などの外国語を学ぶことの大切さ、そして違った価値観や文化的背景を持つ子どもと一緒に勉強することの醍醐味を感じたようです。これからの中学での勉強にこの経験を大いに生かして、世界に通用するたくましい日本人になって欲しいと思います。
月別: 2016年3月
DELF Prim試験実施
カリタス小学校を準会場にしてDELF Prim試験が実施されました。横浜日仏学院から5名の試験官が来校、午前中は聞き取り、読み取り、作文の筆記試験、午後は一人7~8分の面接が行われました。土曜講座とは別に、卒業式直前まで放課後作文特訓を受講するなど、懸命に準備してきたので、緊張しながらも「楽しかった~~!」「もう少し話せると思ったけれど」「もっと勉強しなきゃ」とは子どもたちの感想でした。試験官からは、「昨年度より全体的にレベルアップしている」「明るくのびのびと、一生懸命に話そうとする姿が子どもらしくてよい」「話したい気持ちはわかるので、もう少し単語や動詞が使えるようになっていれば」などのアドバイスをいただきました。写真は、試験官と教員の集合写真、土曜勉強会最後の全員集合写真と作文特訓の様子です。
修了式・離任式
本日カリタス小学校の平成27年度修了式が行われました。昨日カリタス小学校を巣立って行った110名の6年生の姿はありませんでしたが、どの学年の児童も4月に比べ大きく成長し今日を迎えました。次にカリタス小学校へ登校するときは、どの子もみな1学年進級し更に逞しくなって新年度をスタートしてくれることと思います。
さて、修了式の後、小学校では今年度限りで退職、異動をする先生方とのお別れ式が行われました。長年勤務をされてきた事務主任に加え、担任2名が退職の挨拶をしました。最後に、本校校長のカリタス中高への異動の挨拶で、それまですすり泣いていた児童が更に号泣へと変わり会場全体が悲しみに包まれました。
ところがここで悲しみを吹き飛ばすように、音楽科教諭によるカリタス第2校歌「きみがだいすき!」をピアノで奏でると、全校児童と教職員が一斉に大合唱。1年生から5年生までの全員が大きな声で、退職・異動をする教職員に歌のプレゼントを届けました。
最後は校長先生を囲み全校児童と教職員で、記念撮影をして全ての式の幕が閉じました。1年間の恵を、全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。