1年生が植木鉢にチューリップの球根を植えました。
来年度の入学式に咲かせたいと願って肥料と土をブレンドしてそっと土を被せます。
自分たちが入学した日に校舎沿いにずらりと並べられていたことを思い出した子もいます。
「早く慣れて学校が大好きになってほしいな」
そう呟きながら、大量の土が入って重くなった植木鉢も大事そうに運ぶのでした。
現在の1年生も心の中で育んだ自分の花を咲かせてゆったりと学んでいます。
このような活動を通して上級生になる心の準備をしていくのでしょう。
年: 2016年
6年生 SNS講座
6年生を対象に、SNSを使っていく上でのメリット、デメリットをきちんと伝える講座が開かれました。SNSは上手に使えばとても便利ですが、少しでも使い方を誤ると、人間関係が崩れ、いじめやニュースでもあるような「自殺」というところまで追い込まれてしまいます。
では、何に気をつけて利用をしたらいいのか。これは、大人も子どもも、なかなか具体的な言葉で、的確に表現することは難しいです。そこで、子どもたちは6名程度のグループに分かれ、付箋紙に「課題」を書き上げ、模造紙に貼り出しました。その後、グルーピングされた付箋に対する「解決策」を書いていきます。最後に、みんなで検討したことを踏まえ、「SNSルール」として2分間の発表をしました。
一番印象に残った解決策は「生きる!」何よりも強いメッセージ性をもった言葉でした。子どもたちが事件や事故に巻き込まれず、SNSの恩恵を受けていける未来を期待して、講座を閉じました。
みことばの祭儀
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」
(ルカによる福音書2:11)
教会では先週の日曜日から、待降節に入っています。待降節は、イエス様がお生まれになるという嬉しい出来事を前に、みんなで心の準備をする期間です。今朝は全校で「みことばの祭儀」を行いました。司式は学園チャプレン保久神父様です。
待降節には、ろうそくを4本用意し、第1主日に1本目のろうそくに火を灯し、その後、第2、第3、第4と週を追うごとに火を灯していくという習慣があります(『アドベントクランツ』)。カリタス小学校でも今日、2本のろうそくに火が灯されました。
思いやりの心、やさしい心で過ごすことで、周りの友達や世界で困っている人たちの中にいるイエス様に、たくさんのプレゼントを準備していきたいと思います。