学校中の色々な場所を探検しながら凸凹を見つけこすり出しを楽しんだ1年生。最後の仕上げとして「本作り」を行いました。色画用紙を使った全6ページの「こすりだしを紹介する本」です。
まずは、こすりだした紙にL型の厚紙を2枚置き、自分の好きな形を作ります。型を動かすことで、形を大きくしたり小さくしたり長細くしたり、三角を作ることもできました。子どもたちが「ここ!」という場所を決めたら、そこをふちどりはさみで切り、その紙を糊で貼り付けていきます。糊の使い方、技術は格段に進歩しました。のりがベタベタしている本が少なかったことから分かりました。お気に入りのマスキングテープを持参してもらったので、本の中央にテープを貼り付けて自分らしさも出しました。
表紙は、自分の紹介をしました。洋服と装飾品は、こすりだした紙を使って作りました。裏表紙は本来ならばゴミになってしまう、切り取った後の紙を眺め「何に見えるか」を見つけました。ライオンやキリンなどの動物から、お母さんのエプロンなどもありました。頭の中で思い描く、想像することも図工では大切にしています。
完成した本は、オープンスペースに吊します。自分の本はもちろん、お友達の本も良いところをたくさん見つけて欲しいと思います。