1年図工 うつしてあそぼう 続き


 学校中の色々な場所を探検しながら凸凹を見つけこすり出しを楽しんだ1年生。最後の仕上げとして「本作り」を行いました。色画用紙を使った全6ページの「こすりだしを紹介する本」です。

 まずは、こすりだした紙にL型の厚紙を2枚置き、自分の好きな形を作ります。型を動かすことで、形を大きくしたり小さくしたり長細くしたり、三角を作ることもできました。子どもたちが「ここ!」という場所を決めたら、そこをふちどりはさみで切り、その紙を糊で貼り付けていきます。糊の使い方、技術は格段に進歩しました。のりがベタベタしている本が少なかったことから分かりました。お気に入りのマスキングテープを持参してもらったので、本の中央にテープを貼り付けて自分らしさも出しました。

 表紙は、自分の紹介をしました。洋服と装飾品は、こすりだした紙を使って作りました。裏表紙は本来ならばゴミになってしまう、切り取った後の紙を眺め「何に見えるか」を見つけました。ライオンやキリンなどの動物から、お母さんのエプロンなどもありました。頭の中で思い描く、想像することも図工では大切にしています。

 完成した本は、オープンスペースに吊します。自分の本はもちろん、お友達の本も良いところをたくさん見つけて欲しいと思います。

4年生 学年ミサ

 カリタス小学校では、4年生以上になると毎年『学年ミサ』というミサが開かれます。これは、もちろん神父様はいらっしゃいますが、その他の部分は基本的には子どもたち自身の手で行うミサ。進行役から聖歌の伴奏、お祈りなど自分たちの手で創りあげます。

 4年生は初めての学年ミサ。初めてでドキドキしますが、「これ(役割)やってみたい」という子たちがたくさんいて、限られた役を分担するのは大変でした。それでも、学年の3分の1くらいの子たちは何らかの役に就いて頑張ってくれました。

 司式は百合ヶ丘教会の鈴木神父様です。いつもお話が楽しい神父様で、今回は初めて学年ミサをする子どもたちに「(食べ物の)好き嫌い」のお話から、「食事はからだを育てる物。ミサは心を育てるものなんだよ」とお話をしてくださいました。

 一緒に参加してくださった保護者の方も大勢いて、アットホームなミサでした。

総合防災訓練


 年に1度の「総合防災訓練」が、月に1度の避難訓練後に行われました。4月から3回目の避難訓練、随分避難が速くなってきました。全校児童が校舎内から安全に校庭へと避難できた時間は、2分30秒でした。しかし、多摩消防署の方からは、「おしゃべり声が聞こえました。少し真剣さが足りない人がいました。」という講評があり、次への課題がはっきりできた避難訓練でした。

 その後、全クラスから1名ずつ、そして各学年2名の先生方による「消火訓練」を行いました。訓練は、実際に出火をしているという想定で、火元に水消火器の水を掛けるというものでした。消火隊になった児童も先生もみな真剣に「火事だ~」「119番通報お願いします。」と大きな声で叫んで、消火器で水を掛けていまいた。

 全校での「防災訓練」はここまででした。この後1・2年生は、消防車見学、また6年生は、火災現場の煙体験を「煙テント」の中に入って火災時の避難を体験しました。