5年生 卒業生とのオンライン交流

卒業生とオンライン交流をしました。幼稚園・小学校・中学高校までカリタス学園に在学をして、現在大学2年生の先輩です。幼稚園からカリタスの外国語教育に触れ、語学が大好きになったそうです。中でもフランス語に魅せられ、海外を旅していたときに「今後100年間で世界中にある7,000語のおよそ半分の言語は消滅してしまう」という何とも恐ろしい状況を知り、居ても経っても居られなくなってしまったそうです。この言語消滅の危機を何とかできないだろうか!と立ち上がり、失われて行く前に自分の手で、世界中で使われている少数言語がこの地球上に存在していた事実の証を残すべく、世界一周で言語を記録保存する活動に立ち上がったのです。そして、大学2年生に進級する前の春、単身でカナダ、メキシコ、アフリカに渡って言語記録に奮闘してきました。

先輩は今、西アフリカのセネガルで活動をしています。今日は活動の発端・活動の内容・今後の予定などを聞きました。「小学校の頃の自分は、勉強や運動等色々な部分で自分と人とを比べて自分に自信が持てなかったです。でも、今は『人は人、自分は自分』ということが分かるようになり、一人で世界を巡りながら自分にとても自信が持てるようになりました。色々な国へ行き、色々な人と出会って自分が凄く成長できているなと感じています。」ということも話してくれました。

今後も時々オンラインで繋がって、世界一周の活動の話を伺う予定です。

新棟建設および既存校舎改修工事起工式

カリタス小学校では新棟を建設し、給食調理室やランチルーム、理科・家庭科・図工の専科教室を新設し、それに伴う既存校舎の一部改修を行います。それら一連の工事が神様のみこころにかなったものとなり、不慮の災難なく安全に完了することを願い、起工式を執り行いました。司式は、カリタス学園チャプレンの保久要神父。聖歌隊児童が聖歌「きょうこそ神が造られた日」「ごらんよ空の鳥」を奉唱し、共同祈願や鍬入れの儀にもコパン(児童会)代表が参加しました。これからの工事期間、建設の進行状況も学習の一環として活用し、みんなで完成を見守っていきます。

3年生 図工

ゴールデンウィーク明けより、3年生では図工の授業を行いました。「自分のオリジナルの木」を描くことをテーマとし、実際に校庭の木を観察し作品を描きました。

まずは木のシルエットを描き、その上から色を重ねることの美しさ、実際の木を想像することなどを重視しながらクレヨンで木の質感を表現しました。背景では絵の具と水の量を調節することに注目し、最後にはバランスを考えながら葉をスポンジで描きました。クレヨンで自由に描いた動物や草などにも個性が出ています。

110名が伸び伸びと描いた作品が飾られた3年生の教室は、学年目標の通り「カラフル」になってきています。