4年生 秋の宿泊活動 5日目

最終日5日目は、あいにく朝から雨でした。
子どもたちは起きてから荷物の整理をしたり布団カバーを外してまとめたり、布団をたたんで重ねたりと、着々と帰る準備を進めました。
本当は早く準備を進めて、外で遊ぶ時間をたくさんとる予定でしたが、外はザーザーの雨……。最終日に濡れて帰るわけにもいかないため、宿泊の振り返りをすることにしました。思った以上に、子どもたちは静かに集中して、5日間をじっくり振り返りました。ちょうど振り返りが終わる頃、ザーザー降っていた雨が止み、晴れ間がのぞいてきました。その数十分の晴れ間を逃すことなく、見事、学年写真を撮ることができました。きっと日頃の行いがいいからでしょう。
その後、閉校式を行い、バスに乗り込み、東京駅に無事に帰りました。
余談ですが、疲れ切って新幹線の中では静かに寝ているかと思っていましたが、ほとんどの子どもが寝ることなく、元気におしゃべりしていました。もちろん、他の人の迷惑をかけないように。
次は、1月に冬の宿泊があります。どんな成長を見せてくれるのか今から楽しみです。

4年生 秋の宿泊活動 4日目

黒姫での生活も4日目。変わりやすい山の天気で恵みの雨と共に妙高教会でミサにあずかりました。コロナ禍で学校行事でもミサが少なくなっていましたが、自然の中で木のぬくもりを感じるお御堂で共に祈りを捧げることができました。
午後は晴れ間をぬって苗名の滝を目指して歩きます。岩場の多い道も楽しく歩きました。
広い高原の真ん中に建つ童話館で物語の世界に夢中になったり芝生で思い切り遊んだり…最後まで盛りだくさんの一日でした。

4年生 秋の宿泊活動 3日目

今日は丸一日、ホテルの向かいにある「リスの森」で遊びました。まず6つのグループに分かれて、リスの森作りお手伝いと森活動体験です。看板作り、ウッドチップ並べ、シェルター作り、バードコール作りのほか、薪割りや、高い杉の木を利用した大きなブランコなどの森遊びを楽しみました。ここでしか体験できないことばかりで、子どもたちはトム・ソーヤにでもなったかのように、クタクタになるまで自然と戯れていました。
昼食は、班ごとに飯盒炊さんとカレー作りをして食べました。火起こしをして火を見守る係、飯盒でご飯を炊く係、にんじん・たまねぎ・じゃがいも・鶏肉を切ってカレーを作る係。自分達が食べるカレーライスが美味しくなるように、みんな必死で協力していました。少し固めのにんじんも(?)、自分たちが作ったカレーライスだから、世界一美味しい味だったそうです。班ごとに微妙に違う味を食べ比べるのも、楽しみの一つでした。おやつもまた、焼いたマシュマロです。トロトロに熱した子やきつね色に焼いた子も、黒いお焦げを味わった子も、みんな「最高においしい~!」と叫びながら食べていました。きっと一生忘れられない味だったのでしょう。