みことばの祭儀

 「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」
 (ルカによる福音書2:11)

 教会では先週の日曜日から、待降節に入っています。待降節は、イエス様がお生まれになるという嬉しい出来事を前に、みんなで心の準備をする期間です。今朝は全校で「みことばの祭儀」を行いました。司式は学園チャプレン保久神父様です。
 待降節には、ろうそくを4本用意し、第1主日に1本目のろうそくに火を灯し、その後、第2、第3、第4と週を追うごとに火を灯していくという習慣があります(『アドベントクランツ』)。カリタス小学校でも今日、2本のろうそくに火が灯されました。
 思いやりの心、やさしい心で過ごすことで、周りの友達や世界で困っている人たちの中にいるイエス様に、たくさんのプレゼントを準備していきたいと思います。

クリスマスの飾り付けをしました

12月は“イエス様の誕生月”。カリタス小学校のクリスマスでは「インマヌエル」という言葉を大切にしています。

マタイによる福音書1章21~23節

「マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。

学校ではイエス様のお誕生を祝う準備が進んでいます。多目的ホールには、イエス様がお生まれになった馬小屋が再現され、クリスマスツリーや聖劇・聖歌隊メンバーが掲示されています。

芸術鑑賞会 「わんぱく寄席」

 今年度の芸術鑑賞会は、「わんぱく寄席」を全校児童で鑑賞しました。
 第一部では落語についての面白いお話を聞き、落語のあれやこれやを知ってリラックス。みんなでそばのすすり方の真似をして、落語家の気分を味わいました。そして、2年生、4年生、6年生の代表児童による「落語体験」があり、小咄(こばなし)をその場で覚えてみんなの前で披露し、体育館はあたたかい拍手に包まれました。
 第二部では柳亭こみちさんの「たぬきの札」にみんなでお腹を抱えて大笑い。最初は「落語って難しそう・・・」と身構えていた子どもたちも落語の世界に引き込まれていきます。
 林家楽一さんの色物の紙切り、太神楽では翁家小花さんの信じられない技の数々に驚きの声や歓声が止まりませんでした。
 あっという間の時間を締めくくるのは、入船亭扇好さんの「牛ほめ」。顔の向きで登場人物を演じ分けている事にもすっかり慣れ、話に入り込む子どもたちの姿がありました。終演後は扇好さんが、落語を総合で落語に取り組んでいる3年1組で一緒にお昼を食べてくださいました。今年の芸術鑑賞会も、楽しい時間を過ごすことができました。