3年生 自転車教室

 

 

普段何気なく乗っている自転車ですが、乗り方を間違えればとても危険なものです。

今日は、3年生を対象に多摩警察署の方や区役所の方にいらしていただき、交通マナーについて詳しく説明していただきました。

初めは学年全体でオープンスペースに集まり、指導員の方が用意して下さったカードを見ながら交通ルールについて確認したり、ヘルメットがないとどれだけ危険なのかを風船を使った実験を通して学んだりしました。

信号のカードでは、指導員の方が持っていたカードは黄色だったはずが、クルッと返されると赤になっており、魔法のような出来事に子どもたちはとても驚いていました。指導員の方は「信号はあっという間に赤に変わってしまうからね!」と一言。ぽかんと口が開いたままになってしまいました。

また、ヘルメットをつけていない風船がパンッと割れると子どもたちは「キャー!」と悲鳴をあげ、傷だらけのヘルメットを見つめながら事故の恐ろしさを感じていました。

その後はグラウンドに出て、自転車教習です。自動車の通る方向を考えて、自転車の左側に立ったり、左足を地面についたり……。子どもたちはドキドキしながら自転車を進めていましたが、コースが終わるとほっとして笑顔が見られました。

これを機に、正しい自転車の乗り方を再確認できればと思っています。

当日は秋晴れで日差しの強い中、ボランティアをして下さった保護者の方ありがとうございました。また、遠方からこの教室のために、自転車を貸してくださった方、本当にありがとうございました。

1・2・3年図工 粘土造形あそび

 1,2,3年の図工では、毎年恒例の粘土での造形遊びを実施しました。一人5kg以上の粘土で、自由に思いっきり遊びます。粘土は、触れた手そのままに形を変えるので心の形を表すことができます。そして、子どもたちの成長に必要な行動力、能動的な学びに適した素材です。手や足、身体を大きく動かして、思いっきり床にたたきつけたり、力いっぱい丸めたりしました。作品を完成させる目的ではない、粘土遊びのセラピー効果で心を表出させて楽しみました。

3年宿泊活動

 3年生は宿泊活動で山中湖に行ってきました。今日はその総集編として3日間の物語を追ってみましょう。

9月26日(水)

 この日は生憎の空模様。子どもたちの弾む気持ちを満タンに乗せたバスは一路富士五湖を目指しました。

 雨が降っているけれどやる気満々。交代で乗船したビッグカヌー挑戦。水面の白鳥に励まされながらすいすいと置きにこぎ出したのです。

 宿泊地の建物は5つの建物に別れていて、仲間と協力しながら初日の夜はふけていきました。

27日(木)

 夜中からの大雨。恨めしそうに空を見上げていた子どもたちでした。

 しかしながらみんなの気持ちはどこまでも前向き。

 午前中は二手に分かれて工作を堪能しました。

 食堂ではクラフトづくりをします。写真立てを丁寧に仕上げていく瞳は真剣です。

 一方飯ごう炊飯場では木に火を入れ、炭になる直前の板をタワシで磨き、世界で一枚の焼き板を完成しました。

 スタッフの通称クワさん曰く「山中湖ではね、毎日が一番素敵な天気なのですよ」

 その日が雨でも風でも自然の中では「どの日も最高の一日」だったのでしょう。

 吐く息が白い日中でしたが子どもたちは生き生きと過ごしました。

 キャンプファイヤーは雨の上がった広場で多いに盛り上がり、最後はしっとりと終止符を打ったのです。

28日(金)

 最終日の朝は晴天。恥ずかしがり屋の富士山がようやくその姿を惜しみなく見せてくれました。湖畔での一時は卒業するまで忘れられないものになることでしょう。

 来年は黒姫に行く子どもたち。一段と逞しくなってみんなで登山をしたいと思います。