5年宿泊 杉板を描いてのまとめ

 5年生の宿泊活動がおわり、子どもたちはたくさんの思い出を胸に、教室に戻ってきました。カリタス小学校では、毎年、5年生が宿泊の思い出を俳句と絵にして、杉板に描いています。

 登山の様子、紅葉、秘密基地作り、友だちとの生活、山小屋の様子など、自分自身の中で一番の妙高での景色を一枚の絵に切り取り、17音で表現しています。

 「紅葉の色、たくさんありすぎて、どうやって作ろう」「山の大きさをどうやって描こう」「緑もたくさんの緑があったな」と、杉板に描く子どもたちの目の前には、妙高の景色が広がっているようでした。作品は、学校中の廊下や階段に展示されます。秋の景色が、校舎内いっぱいに広がり、かつ、杉の香りも学校中に広がり、カリタスの秋の風物詩となっています。

5年宿泊五日目

 天候に恵まれた5日間。充実感満点の宿泊活動でした。

 最終日の朝は、毎回恒例の思いやりのリレー。次に自然の家に泊まる人のため、部屋、廊下、そしてトイレまでを自分たちでピカピカにします。宿舎の方にチェックをしていただいたあと、閉校式。

 この5日間のお恵みを神様に感謝し、自然に感謝し、宿舎の方、そして友達に感謝し、宿舎を後にしました。

 帰り際、最後のイベントのりんご狩り。もぎたてのみずみずしいりんごに舌鼓。もぎたてって、こんなに甘いんだ!と驚きの子どもたちでした。

5年宿泊四日目

 今日は、朝から、ひたすら秘密基地作りです。広大な雑木林のなかで、自然の木や草、葉、ノコギリで切った木、藁縄を使って、班ごとに思い思いの基地を作りました。

 子どもたちは、自然を目の前に、生き生きと木を切り、縄を編み、枝を積み、時間がたつのを忘れているようです。

 風が木々を揺らす音、とかげが走っていく音、ドングリがバサバサと落ちる音。喧嘩が起きてもすぐに仲直りできるのは、やはり自然の力なのだと思います。