川崎市こどもすもう大会

「第66回 川崎市こどもすもう大会」に参加してきました。カリタス小学校は、個人戦に18名が出場しました。参加者過去最多!!参加してくれたみなさん、ありがとうございました!!

「はっけよ〜い、のこった!」「のこった!のこった!」
果たして勝負の結果は??
3年生の女子児童が「3年生の部」で、準優勝しました!!なんと、男女混合で!!おめでとうございます。
子どもたちにとってとてもいい一日でした。

先生たちも「ともに学ぶ」

本日は、今年度初めての「校内授業研究会」。4年生の体育と6年生の算数の授業を開き、先生たちで参観しました。4年生は自ら課題設定をし、心を解放させてのびのびと、6年生は思慮深く友だち同士で聴き合い、学習支援アプリ(ロイロノート)を見合いながら、主体的に授業に参加していました。

授業研究は、先生たちの学び合いの場。校訓のように、先生たちも「ともに学ぶ」一日です。授業を見ながら、子どもたちの様子(発言や仕草、表現物)や子ども同士や教師とのやり取りを振り返りながら、よりよい授業の在り方について、「対話」を重ね協働で学び合うことを大切にしています。

今回の授業研究会も、早稲田大学教育・総合科学学術院教授である小林先生にご指導をいただきますが、学びのオーナーは「先生たち」。ワークショップ形式の協議会では、数人の教師で机を囲み、考えや気付きを書いた付箋を手に語り合い、グルーピングしながら模造紙にまとめていきました。全ての班の話し合い結果をシェアしたり、小林先生からお話をいただいたり、授業者の声を聴いたりして、多面的に「よりよい在り方」を考えていく時間は、何とも満ちた時間でした。と同時に、答えのない問いに向かう難しさも感じています。

今年度、私たち教師が大切にしていく研究重点目標は『一人ひとりを大切にする』。研究会当日だけでなく、これからも続いていく「授業」という営みをどう充実させられるだろう―。この研究会を通して、カリタスの子どもたち一人ひとりの言動をもとに、教師なりに考えてみました。小林先生からも示唆に富む一言。「“一人ひとりを大切にする”にこだわるならば、次の時間の第一発言者を徹底的に考えてみることですね」

次の授業は、誰の発言から授業に入ろう…ロイロノートの中には、次の授業のきっかけとなる(子どもたちの理解を促進させる)意見が絶対にあるはず…など、先生たちで脳に汗をかき、脳内をアップデートさせながら、研究会を終えました。

ヒントは必ず子どもたちの中にあるはずです。生き生きと学ぶ子どもたちに「ありがとう」の気持ちをもつとともに、明日も「やりたい!」と思える授業を子どもたちとつくっていきたいと思える、そんな一日となりました。

平和を求める祈りを込めて

ロシアのウクライナ侵攻によるウクライナの悲惨な状況が現実に起こっていることに胸が締め付けられます。子どもたちのいのちが次々と失われていく事態をどうにか止めたいと誰もが思っているのは、ロシアの人々も同じでしょう。両国の人々が安心した生活ができる日を一刻も早く来てほしいと願っています。

3月学年末でしたがカリタス小学校では、ウクライナ人道募金をお願いしました。緊急なお願いを受けとめてくださったことに深く感謝しています。90万円以上が集まりました。宗教室前には侵攻が一刻も早く終わるように祈りを込めて折った千羽鶴がウクライナの国旗の上に飾られています。「ロシアの人々も情報が遮断され生活も大変なことをニュースで言っていた。ロシアの国旗にも折り鶴を飾らなければ」という声が子どもたちの中から出てきました。先生方も子どもとともに平和を願い千羽鶴を折りました。千羽鶴を折ることが深い祈りになることを感じた先生がたくさんいました。

どの国の子どもたちも笑顔いっぱいに過ごせる日が来ますように。

(学校だより 2022年度4月号「校長先生の文章より抜粋」)


(まだ、製作途中の写真です)