6年図工 いけばな体験授業

MOA美術館スクールプログラムの出張授業で、岡田茂吉美術財団のインストラクターの方が来校され、6年生に光輪花いけばなを教えてくださいました。いけばな体験の前に、ペットボトルを紐や網などの自然素材を使って飾り、オリジナルの花器を作っておきました。いけばなは、花材と器も含めてひとつの作品になります。体験の前に日本の伝統文化であるいけばなについてレクチャーしていただいた後、実際にデモンストレーションをしていただきました。体験では、花を手で持って、花や葉、茎などを様々な角度からよく見て、香りも感じて、一番いい角度を選んで活けていきます。一本の花を心を落ち着けて、じっくり見る経験はなかなかなく新鮮でした。いけばなを楽しんだ後に、いい気持ちになったと感想を述べていました。凛としたいけばな作品を多目的ホールに展示すると、行き交う児童や先生方も癒されている様子でした。

3年3組総合 飯田さんとの再会、目からウロコのご指導!

総合DAYの時にお世話になったかかし座の飯田さんから影絵のご指導をいただきました。場面ごとに区切って、手取り、足取り、ご指導いただきました。飯田さんが、子どもたちの人形を手に取って動かすと、とたんに人形たちの影に命が吹き込まれたように感じました。教えていただいたことは、目からウロコの数々でした。しかし、子どもたちにとって一筋縄にはいかない、難しいことばかりです。これから学習発表会に向けて練習を重ね、学んだことを身に付けていきたいと思います!

松山バレエ団公演

松山バレエ団の公演が学園講堂で行われました。昨年5月の悲しい事件を受け、私たちを元気づけるために、100名の団員と世界的なプリマバレリーナ森下洋子さんが華麗なバレエを見せて下さいました。上演されたのは、オリンピックを主題にした「オリンピア・オリンピア・オリンピア」です。14演目を通して、一流のバレエ芸術に触れることができました。特に「Non, je ne regrette rien 後悔しない」というシャンソンに合わせた森下さんの力強い踊りから、「現実を受け入れ、勇気をもって前に進もう」というメッセージをしっかりと受け取ることができました。最後は、以前6年生が合唱したことのあるマイケル・ジャクソンの「We are the world」が流れる中、団員の皆さんと森下さんが舞台一杯に広がり笑顔で踊る姿を通して、「賜りものの命を大切にしよう」という気持ちを、会場にいる全員で分かち合うことができました。公演後も客席に降りて多くの児童や生徒に声をかけ、握手して下さる森下さんの笑顔に、心から励まされたひとときでした。