校内授業研究会

早稲田大学小林宏巳先生の指導をいただきながら、3年国語と5年総合の授業をひらき、教員間で学び合いました。昨年度から「一人ひとりを大切にする」授業研究会を行っています。2回の公開授業研究会を経て、研究の積み重ねが少しずつ授業づくりに形となってあらわれてきていると感じています。それは今回授業した教員2人の指導案からも感じます。冒頭で子どものことを語る、そこに教科観や単元観を落とし込み、子どもがなってほしい姿を教師が願い、授業を構想し手立てを講じる。どこかで学んだ教育技術を当てはめるのではなく、子どもをどう育てていきたいかという教師個人の子どもをみとる姿勢が授業を形作ります。そんな教師一人ひとりの持ち味から学ぶことは多いです。実際の授業で上手くいかないことは多いですが、子どもの姿から授業を振り返り、次の授業はどうしたらよいのかをみんなで考えていきます。このように、クラスをひらき合い、子どものことを語ることで、教員みんなが研究授業をしたクラスの子どもと授業者の応援団になっていく気がしています。これからも、子どもを中心とした授業研究を続けていきたいと思います。

4年生 冬の宿泊 2日目

昨夜はよく眠れたのでしょうか、朝から元気に身支度を始める子どもたち。秋に学んだ宿泊における生活の仕方を生かして声を掛け合っている姿もみられました。朝ご飯をいただいたら、スキーウエアに着替えて、6チームに分かれて、かまくら作りです。
スコップやバケツ、雪だま製造機?!などを使ってグループみんなで雪集めを始めました。ドーム状に雪を積み上げるのですが、気付くと富士山の形に……。なかなかドーム状に積み上げられないようです。
お昼近くになり、餅つきが始まりました。自分たちで餅をつくのですが、きねが重くて思うようにつけません。そのような時は男の先生方の出番です。無事にみんなでおいしくお餅をいただくことができました。
午後はそこで蓄えた力を生かしてグループごとにかまくらを完成させました。夕食後にもう一度「夜のかまくら」をみんなで囲み、2日目の活動の振り返りを行いました。

4年生 冬の宿泊 1日目

待ちに待った冬の黒姫に向けて出発です。秋の宿泊の時にみんなで整備したリスの森の中に入り、雪や木々が音を吸収してくれるという話を聞きながら、静かな世界に浸りました。けれどもその後、広い白銀の世界を見た途端、歓声を上げて雪に向かっていきました。前日の大雨で、雪はかなり水を含んで融けていましたが、そんなことは気にせず雪合戦にそり滑りと1時間ほど思う存分遊んだようです。
ホテルに戻ってからは、地元のボランティアの方に昔の暮らしを教えていただきました。「昔は全部藁や木で必要なものを作っていたことを教わりました。昔の人は、とても忙しかったのではないかと思いました。」(子どもの日記から)