6年生 社会科見学

水曜日は雨に降られることもなく、社会科見学に出かけることができました。東京都埋蔵文化財センターでは主に縄文時代の学習を行ってきました。

約1万2千年もの間、豊かな自然を利用し、協力して暮らしていた縄文人。縄文→弥生→古墳時代まで学んだあとに、改めて縄文時代のことを振り返ると、「土偶」に象徴される独自の「精神世界」に畏敬の念がわきます。必要最小限しか持たず、日々の暮らしの安定を願っていたことが想像できます。

また、遠くの人々と交易をし、高度な生活の知恵を身につけていたことにも驚かされました。再現されたたて穴住居の中では、火焚きされていました。中に入ってみると、とても温かく、また少し煙のにおいがしました。

見学のあとは、庭園「縄文の村」でお弁当を食べました。縄文人が暮らしていた場所で、元気に鬼ごっこする6年生たち。数千年の時を経て、縄文人とコラボレーションしたひとときでした。

4年生 iPad配布

カリタス小学校では昨年度より今の5.6年生が一人一台iPadを持ち、学習に活用しています。他の学年では必要な時に学校のものを譲り合いながら使っています。そのような学年の子どもたちも自分のiPadで学習できるように準備が進められていますが、今日4年生の子どもたちに個人用のiPadが配布されました。

クラスごとにiPadの使い方について
①自分を守る
②他者を守る
③iPadを守る
この3つの視点からの約束事、またiPadは学習に使うための文房具であることを確認しました。

来週から少しずつ使い方にも慣れながら、学習を深めていくための道具として使っていきます。

3年生校区探検~中野島の方にインタビュー~

3年生では、社会科で学校の周りの地域について学習しています。はじめに学校の北側と東側の探検に出かけ、次に南側の探検に出かけました。学校の南側には梨園がいくつもあることがわかりました。学校の西側の探検には2回出かけました。1回目は、学校の西側を歩いてどんなものがあるのかを見てきました。2回目は中野島の施設やお店を訪ねて、そこで働く方と実際に出会ってインタビューをするという探検でした。中野島の27もの施設や商店の方が協力してくださいました。また、2回ともたくさんの保護者の方が参加してくださり、グループ毎に活動することができました。

インタビューをする子どもたちは、初めは恥ずかしそうな様子もありましたが、聞きたいことが次々に生まれてくるようでした。お店等の方のお話は、初めて知ることがたくさんあってとても面白かったです。ただ買い物で利用したり立ち寄ったりするだけでは分からないことがたくさんありました。子どもたちは「お店で、いつもは入れないところに入れてもらったよ!」「○○の店長は超優しかった」「お店の人もお客さんもカリタスの子を優先にして大切にしてくれた」と、教えてもらったことや感じたことをたくさん胸に詰め込んで帰ってきました。このように温かい中野島の方々に守られ、支えられてカリタスがあるのだと感じることができました。実際に人と出会い、対話することは子どもたちにとってとてもよい経験になったようです。このような機会を頂けたことに大変感謝しています。

翌日、子どもたちからは、「おかあさん、カレー屋さん行ったんだよ」「今日、和菓子屋さん行けるかも!」という声が聞こえてきました。私たちは農園の野菜を購入していただきました。そのおいしさに感動!町の人とつながることで楽しみや喜びが増えるのですね。人とつながり、人の温かさに触れた探検となりました。