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今月の園便り 2021年6月

            「行ってあなたも同じようにしなさい。」(ルカ10:37)

 ルカ福音書のこのことばは、律法の専門家がイエスさまを試そうとして、「わたしの隣人とは誰ですか?」とたずねたことに対し、イエスさまが「善きサマリア人のたとえ」の最後におっしゃる言葉です。旅の途中、強盗に襲われ、大けがをして道に倒れている人を「見て」も通り過ぎる祭司やレビ人(当時のユダヤ社会で地位が確立していた人たち)。その後この人を「見て」「憐れに思い」「駆け寄る」サマリアの人(当時、人々から差別されていた人たち)の姿を対比させ、自分の立場を大切にしていると、人の隣人になることがむずかしいという現実に気づかせると同時に、自分の隣人は誰かという見方から「倒れている人の隣人になったのは誰か。」という立ち位置の転換へとイエスさまはわたしたちを招きます。6月、7月は、イエスさまのみ心を皆で知り、いつもその心に包まれている喜びを体験していきたいと思います。

🌺6月・7月の宗教のねらい🌺

・イエスさまのやさしい心を知る

・神さまは、ひとりひとりを愛し、大切にしてくださることを知る

 子どもたちとの関わりの中でも、大人が「こうであってほしい。」という思いが強くなると、子どもたちの心が見えなくなります。今、この子は、どんな関わりを求めているのだろうと立ち位置を転換することが大切なのでしょう。

 5月、子どもたちにロザリオを見せながら祈りを紹介し、子どもたちに「ロザリオの祈りは、いつでも歩いている時も心の中でお捧げすることができるすてきな祈りです。」と伝えました。その後、子どもたちに会うと「シスター、ロザリオ、持っている?」「ポケットにロザリオ入っている?」と聞かれることが多くなり、それによって私自身意識するようになりました。

 ここで、子どもたちが書いたろうそくの祈りを紹介します。

 「かみさま、わたしはあめでも はれでも いつもおいのりします。」

 子どもたちの心の祈りに少しふれたように思いました。お祈り用のボードにたくさんのろうそくの祈り~子どもたちの祈り~が飾られています。