園便り 2020年7月

園便り

今月の園便り 2020年7月

        大きな手があたたかな手が 今日もわたしを支えてくださる
                    はなれずに歩きなさいと 支えてくださる 
                                    (聖歌「やさしい目が」より)
 園長室でこの園だよりを書いていると、2階ホールから年長さんのピアノに合わせたリトミック活動での子どもたちの足音が聞こえてきます。軽やかな音に誘われて、ホールへと足が向かいます。6月15日から幼稚園に元気な子どもたちの声が帰ってきました。各クラスを見ますと、縫いさしの玉結びを真剣にしている子、地図や数のおしごとに取り組んでいる子、のり貼りに集中している子など、幼稚園での「おしごと」を楽しみに待っていたことがうかがわれ、嬉しくなります。
 お子様のため、またご家庭の事情で登園を控えていらっしゃる皆様、いかがお過ごしでしょうか。教材郵送や動画などを通して援助を継続してまいります。

 


 東京などの都市では、毎日2桁の数字で新しい感染者が出ております。その中での全員登園によるスクールバスでの密、クラス内での密を避けるため、7月も6月同様、学年に分かれての午前保育を継続させていただきたくご協力をお願いいたします。年少さんは、慣らし保育を終え、水曜日9:00~11:40までの保育時間となります。
 「新しい生活様式」を取り入れた園生活は、皆様のご理解により学年ごとに分かれ少人数で過ごすことでスムーズに始まったように思います。子ども同士で距離を取ること、手をこまめに丁寧に洗うことなどが意識されています。
 子どもたちを迎えるにあたって、どのように密を避けて登降園できるか、どうしたらクラス内での活動で他の子との距離を取れるかなど話し合い、準備していきました。教材、教具の提供と同じように子どもたちが心地よく充実して過ごせるかどうかは、その準備にかかっているということを改めて感じております。
 保護者の皆様へのお願いとして、スクールバスを待つ間、また子どもたちの送迎の時、マスクの着用と大人同士のソーシャルディスタンスを取ることをあらためてお願いいたします。