園便り
今月の園便り 2024年12月
ようこそイエス様
クリスマスの聖歌は数多くあり、クリスマスが近づくと、あちらこちらから聞こえてきます。素敵な歌がたくさんありますが、カリタス幼稚園の年長児の聖劇で初めて聴き、大好きになった聖歌があります。子どもたちの一生懸命な歌声と表情に何度聴いても涙が出てくるその曲は、コンペンツアル聖フランシスコ修道会赤尾満治神父様が作詞作曲された曲「ようこそイエス様」です。
わたしたちの なかまになりたいから
イエスさまは てんから こられたんだね
わたしたちの よわさを かんじたくて
あかんぼうの すがたで こられたんだね
ようこそ イエスさま どうもありがとう
あなたが うまれた よろこびを うたいましょう
ひつじかいや はかせを みちびいた ほし
こころの よぞらに ひかるといいな
「ようこそイエス様」を聴いていると「共におられる」神さまの優しさ、温かさが伝わり、神さまは私たちが強く完全になるように望んでいるのではなく、弱く思い煩う私たちのためにこそ、イエス様を遣わされたということがわかります。
待降節に入ると、子どもたちに「イエス様のもう一つの名前」を紹介します。マタイ福音書で、主の天使が夢でヨセフに現れる場面で告げられるインマヌエル~神は我々と共におられる~という名前がそれです。幼稚園の至るところでイエス様は誕生しています。ぶつかり合いや喧嘩も起こる中、我慢することがむずかしかった子が我慢して譲れるようになった時、お友達をゆるせるようになった時や泣いている子のそばに行って慰める姿、年下の子どもたちに寄り添いながらお手伝いをする姿の中にイエス様がいらっしゃいます。クリスマスを味わいたいなら、きらびやかなイルミネーションや華やかなクリスマスツリーを見に行くより、一番身近な人、家族、特に子どもたちの中にある光に気づき、感謝できたら、もうそこにイエス様はお生まれになっているのです。
人生は、ずっと晴れ間ではありません。雨や強風で先が見えない時がたびたびあります。そんな時に共にいてくれる人がいたら、どんなに勇気づけられるでしょう。
クリスマスは、インマヌエルを友として迎える喜びの時です。
余談ですが「Chestnuts roasting on an open fire」は、家族で味わうクリスマスの雰囲気が感じられる温かいクリスマスソングです。2025年1月5日(日)の主の公現まで約一か月続くクリスマスシーズン、ぜひ聴いてみてください。
🎄タンポポ組2025年度募集が始まっています🎄
未就園児クラス~タンポポ組の募集が始まっています。保護者の方の見守りの中で「自分でできた喜び」を体験します。幼稚園の子どもたちとの交流やクラスでの活動など豊かなプログラムです。お知り合いの方にどうぞご紹介ください。
🎄神さまのお部屋に馬小屋🎄
今年も年長児と共に、神さまのお部屋に馬小屋を準備しました。アドヴェントの4本のろうそくにも灯りがついていきます。「目が青いね。」「マントを着てるね。」など話しながら飾っていました。園にいらした時や終業式の時、ぜひご覧ください。
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