園便り 2025年10月

今月の園便り 2025年10月

　カリタス幼稚園の子どもたちは、10月４日の運動会に向けて毎日練習に取り組んでいます。練習風景を見ていると、子どもが自分の競技に取り組み、仲間と一緒につくり上げていく喜びを感じているようです。子どもたちは音楽が流れると歓声をあげ、体を動かすことが楽しくて仕方がない様子で踊っています。運動会では年長の子どもたちに一人ひとり大切な役割があります。「コメント」「スティールパンのファンファーレとエンディング」「クラス旗の先導」等、自分の役割を誇りをもって果たしています。子どもたちが練習を重ねるうちに「うまくできた」「できなかった」いろいろな感情がでてきますが、それも自信につながっていくと感じます。子どもたちと保護者の方々とともに、教職員も日ごろの練習の実りが発揮されるよう、心を合わせて当日を迎えたいと思います。

　2学期は運動会、クリスマス会等幼稚園全体で行う大きな行事があります。本番当日力を発揮するために、練習や準備する他に大事なことがあります。仲間と一緒につくり上げていく喜びが、子どもたちの心に芽生えることです。日ごろの練習は、準備体操に似ています。身体と心を柔らかくすることは、心身ともに温かくなり、動きがスムーズになっていきます。そして、温かい心で友達と関わることができるでしょう。「一緒にできて嬉しい、楽しい」という思いが子どもたちの連帯感を強め、絆を深めていくと思います。保護者の皆様もお子様の喜びを自分の喜びとし、温かく見守っていただきますよう、お願いいたします。　

　１０月１６日はカリタス学園の創立記念日です。学園設置母体であるケベック・カリタス修道女会の創立者聖マルグリット・デュービルの祝日になります。聖マルグリット・デュービルは18世紀のカナダ　モントリオールで愛の奉仕活動に生きた女性です。その精神を受け継いだシスターたちがこの学園を創立しました。私たちは「愛：カリタス」によって結ばれているものとして、他者との関わりを大切にすることを育んでいきたいと願っています。

 

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聖マルグリット・デュービル

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