園便り 2022年2月

園便り

今月の園便り 2022年2月

 冬休みを終えて登園してきた初日は、今のような感染状況ではなかったため、全クラスで始業式を行うことができました。子どもたちに「冬休み中、幼稚園をお休みし、先生やお友達と会うことができませんでしたが、先生やお友達は、皆さんを忘れていた(離れていた)と思いますか?」と尋ねたところ、「忘れていないと思う。」と答えてくれました。一緒に同じ所にいなくても、見えなくも「元気かなぁ、どうしているかな?早く会いたいなぁと思うことはつながっているしるし」ということが伝わればと思っての問いかけでした。「目に見えなくてもつながっている」それはイエス様と私たちの関係性でもあります。苦境の時支えてくれた友、孤独だった時、歩み寄ってくれた人、気持ちがふさいだ時、笑顔を向けてくれた我が子の表情やひと言など、見えない神さまが他者を通して慰め、力づけてくれているのだと感じます。

 

 今、幼稚園内のあちらこちらに子どもたちお手製の羊たちが飾ってあります。始業式の日に「迷った羊のお話」をし、各クラスで子どもたちと教員が一緒に深め、作品にしています。子どもたちに一匹の迷った羊を探す羊飼いのお話をすると、その一匹が早く見つかるよう願う真剣な表情で聞いています。お話の終わりに、一匹の羊が見つかるまでどこまでも探す羊飼いは誰でしょうと語りかけると、神さま、イエス様と応えてくれる子どもたち。彼らは見えない神さまを感じ取っています。それは、困った時必ずお父様、お母様、先生など周りの大人に助けられた体験があるからです。人を通して神さまを体験しているのです。安心できる場から知らずに離れ、不安と孤独の中にいる弱い一匹の羊は、子ども、時に私たち一人ひとりです。新型コロナ禍、先が見えない不安を抱える私たちは、迷ってしまう羊のようでもあります。その時、先頭にいるイエス様が「平和」を携えて私たちを導いてくださることに信頼を置きながら過ごしていきたいと思います。

 新型コロナ感染が低年齢層にも及ぶ中、休園や午前保育などの変更をお願いをしております。改めてご理解に感謝申し上げます。感染の収束が見通せない状況が続いています。保育時間の確保に努めますが、園内感染やクラスターの可能性が高い場合、保健所、学園校医と相談し、限定閉鎖、または休園要請、登園自粛をお願いする場合があることをご理解ください。お休みの時も健康チェックを継続してください。「コロナ陽性になった時の手順」をアップしますので、ご確認をお願いいたします。

 


🌼Stay Home親子で楽しもう!🌼

 先日、子どもたちとして「あれっ!したことないのかなぁ」と思ったふれあい遊びがあります。お父様またはお母様の足の上に、同じ向きで子どもの足を乗せ、同じリズムで歩く運動。簡単なようで、バランスを取るのがなかなか難しいのです。親子の触れ合いにもなりますのでお試しを。小さな空間が好きな子どもたち、段ボールなど利用して、一緒にトンネル作り、迷路作りなども楽しいですね。

 

🌼親子で楽しむクッキング~オリジナルみそ田楽~🌼

ステイホームが再び長期化する中、親子で楽しめるレシピをNORIKO先生に教えていただきました。

材料:家にある味噌1/2カップ、みりん1カップ、砂糖大さじ1~2、{ゆず(果汁、皮など)、ねぎ(みじん切り)、にんにく(すりおろし)ナッツ類(砕く)}などお好み

こんにゃく

①みそ、みりん、砂糖を弱火で練り合わせる。

②トロッ、ツヤッとしてきたら、お好みの具を入れて火を止める。

③こんにゃくを好きな形に切って竹串を(先を爪切りなどでカットして安全に!)に差し、ゆでる。

④オリジナルのおみそをつけて出来上がり!

まだまだ寒い日が続きます。親子でこんにゃくを串に差したり、おみそをつけたりしながら、あったかメニューでほっこりした時間をお過ごしください。