園便り 2023年1月

園便り

今月の園便り 2023年1月

                                   愛の中で自由に大きく成長する2023年に!

 新年、あけましておめでとうございます。

 皆様、どのような年末年始を迎えられましたでしょうか。子どもの頃に元旦の朝、家族間で交わす「あけましておめでとうございます。」の、いつもより改まった感覚を思い出します。大人の仲間入りをしたような気持ちになり、少し恥ずかしく、同時に晴れやかな気持ちになれる瞬間でした。子どもたちにとって風習や習わしなどを家族間で体験する機会は、大人になっていくための大切なステップとして積み重なっていくのでしょう。

 3学期はまとめの学期です。これまで培ってきた力を生かして、自信を持って生活していく学期になっていきます。場面場面でどうすれば良いかを自分で考え、実行することができるようになってきている子どもたちです。「自由に大きく」成長していく子どもたちの力を信じながら、その年齢なりに自分自身を統合していけるよう援助してまいります。驚きや嬉しさ、時に戸惑いなど新しい姿を見せながら、希望いっぱいで過ごしていく子どもたちに会えることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 新年に必ず読み返す記事を紹介します。私たち大人も、日々成長していく希望を保ち続けようというエールの言葉ですのでどうぞお読みください。

 「新しい年は、わたしに何をもたらしてくれるのでしょうか。人は『何も新しいことはない。どうせ今までの繰り返しだ。』と言うかもしれません。確かに多くの人々にとって、表面上は、去年とあまり変わらない一年となるでしょう。しかし私たちは草木のように循環する時を生きているのではありません。一回限りのいのちの時を生きています。わたしにとって、同じ時は二度とめぐってきません。わたしたちは、自分がすでに完成したなどと言えない存在であり、いつも次のステップへと向かっています。死ぬまで成長し続けます。

 神さまは、この一年、わたしにとって新たなもの、未知なもの、より深いものを用意してくださっていることでしょう。人はどんなに年をとっても、期待を失って惰性でいきるようになってはなりません。長い間、風雪に耐えてきた人生という木は、もしかしたら今年、はじめて実を結ぶかもしれないのです。

 わたしたちの時は、恵みをもたらす木です。今年はどんな実をもたらしてくれるのでしょうか。わたしたちは、胸をときめかせ、少年のようにみずみずしい心で新しい年を迎えたいと思います。   (岩島忠彦『キリスト教についての21章』より)

 

 

 🌼1月・2月の宗教のねらい🌼      

  ①神さまが一人ひとりを愛し、大切な存在として生かしてくださることを知る

  ②私たちが迷子になっても必ず見つけ出してくださるイエス様を知る

  ③どんな時も、ぶどうの木につながっている枝のように、私たちが神さまにつながっていることに気づく

 迷子になっても、イエス様は必ず見つけ出して安心させてくださる、見えないけれど神さまがわたしとつながっていてくださることを感じて「大丈夫!」と感じられるように「み言葉」を通して子どもたちと時間を過ごしていきます。

 


                


 

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