園便り 2020年9月

園便り

今月の園便り 2020年9月

       ♬いのちあるすべてのものに 主は食物を恵まれる♪(典礼聖歌より)

 


 夏休みが終わりいよいよ2学期です。ご家庭ではどのような夏を過ごされたでしょうか。1学期は新型コロナウイルスの予防として3密を避けることを優先し、分散登園にご協力いただき感謝申し上げます。2学期を迎えるにあたり、子どもたちと教職員の健康が守られつつ、保育日数と時間を確保するために、全学年の自由登園という形を継続することにいたしました。(別紙9月の予定をお読みください。)

 新型コロナウイルス感染の収束が見通せない状況下、登園の仕方について考えましたが、異年齢の子どもたち同士で関わる本来の園生活を子どもたちに提供することを第一に考え、ご家族を含む健康チェックの徹底を前提に全学年での登園を開始いたします。
 年少のお友達は、早く青バッチ、黄色バッチのお兄さん、お姉さんに会いたいことでしょう。また在園児の子どもたちも、早く赤バッチさんのお世話をしたいと待っていることと思います。お友達や先生との関わりの中でマスクを着用し、できる範囲内で密を避けながら子どもたちが興味、関心のある活動に取り組めるよう整え、1学期意識した新しい生活様式を2学期も継続します。感染状況が変化している中、長い見通しは立てにくいこと、今後変更する可能性があることにご理解をお願いいたします。

 例年お誕生会では、お母様から生まれた時のエピソードなどをお話していただいていましたが、今年はその大切な「いのちの物語」をお家でお子さんに伝えていただければと思います。「自分は大切にされている」という体験が神さまに愛されている実感につながり、その人を一生支える「生きる力」となります。
 実りの秋がすぐそこです。食べ物が食卓にのぼるまで携わってくださっている人々への感謝の心を大切に、自然の恵みの豊かさを味わいましょう。