園便り 2025年11月

園便り

今月の園便り 2025年11月

 11月はサツマイモ掘り、七五三、クリスマス会といろいろな行事があり、準備が始まっています。幼稚園では11月11日からアドヴェントが始まります。アドヴェント・カレンダーやローソクは救い主イエス・キリストの誕生を待ち望む、私たちの心の準備です。クリスマスはイエス様のご誕生をお祝いするとともに、待つ心を育む時期です。10月の誕生会に先生方が『ノアの方舟』の合奏を発表してくれました。小さい動物が方舟に乗せてもらうとき「羊は安らかに草を食み」の曲にあわせて鈴を鳴らします。その曲は子どもたちが大好きで目を輝かせ「知ってる!」と一緒にリズムをとって参加してくれたので、先生方は練習の時より盛り上がり、楽しく演奏ができました。演奏者は聞いてくれる人がいてこそ、演奏が生きるのです。子どもたちの耳が敏感なこと、リズムを覚えていることも感激しましたが、もう一つ嬉しく感じたことがあります。子どもたちが他者に心をよせて一緒に楽しむことができることです。運動会でも他の学年の踊りも一緒に歌い踊っている姿がありました。子どもたちの共感する心が育っていると感じます。  

 クリスマス会の練習が少しずつ始まっています。それぞれが担当するところを覚えながら、友達の役にも関心を持ち、覚えていきます。他者に関心を持つことは、愛につながります。「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」は、マザー・テレサの言葉です。「〇〇ちゃんが泣いている」から始まって「どうして泣いているのかな?」と、相手に関心を持つ心が幼いこの時期に育まれていくことは、とても大切だと思います。

 11月から、1歳からのモンテッソーリクラス「つぼみ組」が始まります。自分で選んだ活動を思う存分楽しんだ後は、自由遊びや歌を歌ったり、お祈りをしたりします。親子での参加になります。「つぼみ組」は「タンポポ組」そして幼稚園へとつながっていますので、1才のお子さんのいらっしゃる在園の方やお知り合いの方に御紹介いただき、ご参加いただければと思います。心よりお待ちしています。

 

 


                    


 

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