園便り 平成30年5月

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園便り

今月の園便り 5月

青葉、若葉が目にまぶしい季節、こいのぼりがたなびく園庭のあちらこちらで、子どもたちの元気な声が響き渡っています。新年度が始まり、瞬く間に3週間が過ぎました。子どもたちの笑顔も増えたように感じられます。第1回個人面談は、保護者の皆様と担任との信頼関係を作る場となったでしょうか。お互いの信頼のなかでお子様の個性を共有し、同じ方向で育んでいくことが大切だと思っています。

子どもたちの個性は一人ひとり違います。カリタス幼稚園では、どの子どもも自分らしく、豊かに過ごせるよう、自由な雰囲気のもとで共に育ちあう仲間と思う存分に遊び、感動し、考え合うなかで豊かな幼児期を過ごしていきます。幼児期の学びや遊びは、人の一生におけるあらゆる学びや成長の土台になるからです。園舎、土、風、水たまり、草花、昆虫、動物、友達、先生、そして隣接する小学校の子どもたち……それら全てを感じ吸収し、集中する力や工夫する力、創造する力、コミュニケーションする力など、他者と共に生きていく上で大切な事を一つひとつ学び、互いに育ちあう力を身に付けていきます。

入園2日目からすでにモンテッソーリ活動を始めたクラスもあり、年少さんも席に座って何かしらの活動を始めています。また、今は、縦割り環境のなかで、それぞれの役割を意識できるようクラスづくりに努めているクラスもありさまざまです。どのクラスも思い切り園庭で遊ぶ時間を確保しながら、園庭や園内などを巡り新しい発見をしたり、歌や制作なども入れたりしながら楽しく過ごしています。

赤バッチさんのお世話を担い張り切る年長さん。まだまだ甘えたい気持ちを抱えながらも、一人で頑張ろうとする年中さん。やっとの思いで園生活に慣れようとする年少さん。それぞれの学年の、それぞれの子どもの思いを受け止め、クラス担任は愛情いっぱいに包み込んでいます。

5月はどの子も疲れが出てくるときです。連休も始まっていますが、無理をせず体調面に気を配りお過ごしください。