2年3組からのトピック


「ピース~あかり・マロ・ふわりといっしょ~ 命とともにいきる」

夏休みが明けて子どもたちは多摩川探検でかけ彼岸花や昆虫に出逢いました。
その後着手したのは2年生のおとまり会・・・。カレー作りの計画、各係の準備、食材の買い出しなど互いの経験と知恵を総動員して忘れられない校内での一泊を経験しました。
羊毛洗いにもチャレンジ。細かな汚れを落とし、たらいの中にみんなの手を重ねます。押し洗いをして乾かしました。この毛を使って羊毛ボールも楽しむことが出来ました。優しく丸めながるその小さな掌に三頭のヒツジへの想いが詰まっています。
そして、やがて別れを迎える羊たちに呼びかけるような詩と絵画にも取り組むことができました。
また、今学期から命を見つめる授業が始まっています。自分の命の誕生、みんなが出逢った奇跡、羊とのいとなみをこれまでの事実を拠に考え、一日一日を大切に過ごそうとクリスマスを迎える待降節にはいった子どもたちでした。クリスマスのメロディーに耳を傾ける羊さんの穏やかな表情が印象的な学期末でした。

2年3組からのトピック


「命とともに生きる」

牧場から帰ってきた3頭の羊たちとの暮らしが流れ出したのは4月22日でした。
クラス替えがあったので、学年で協働して育てるのです。
お当番の仕事は勿論のこと、散歩、大雨の予報の直前に動いた排水溝の掃除、校内の塀の工事に伴う小屋のお引っ越し、1年生との交わりなどを経て、羊への想いや願いが日々広がっていった1学期でした。夏の登校日から春に毛刈りをした羊毛を洗おうとベクトルの向きが定まっています。学期末にはその前段階として毛についた糞や藁、泥の塊などを取り除く作業にも挑みました。この羊毛を活かした2学期以降の活動に期待している子どもたちです。
畑の野菜(玉葱、キュウリ、ナス、トマトなど)もぐんぐん生長しました。苗を植え、雑草を抜き、スケッチをして日々変化する野菜の姿を瞼の裏に焼き付けてきました。浅漬けや炒め物などにして、旬の味を堪能しました。土の温かさ、新鮮な味、収穫の喜びを身体全体で味わうことができた1学期の総合です。