3年2組からのトピック


自然いっぱい 持続可能なビオトープ

今まで調べた事を元にして魚や生物が生きるためのビオトープのイメージを3組と共有しました。2組と3組の総合係が互いの総合の様子を伝え合い、クラスに投げかけて次に何が必要かを考えて進めていきました。

魚が生きるために、①ため池―②生物の池―③水路という順路で「魚が生きられる環境を保つ」という設計図が完成しました。

具体的には、①に水草を入れ草花のある池にし、そこでカルキを抜いて、堰を作って少しずつ、②の魚のいる池の水の環境を保ち、更に堰を作って③の水路に水が小川のように水が流れるようにする計画で池の形成作業をしていきました。

しかし、掘っても土が崩れるため、思うように作業が進みません。そこで、内側に土粘土を利用した石垣を作り、土留めをしました。12月に池の形が完成し、アンダーライナーと防水シートを敷くことができました。

水路には、U字溝を使うことにしました。しかし、元の排水枡を利用しようと掘るとかなり穴が深くなり、また、木の根っこが邪魔をするため、凸凹になってしまって思うようにいかなくなりました。

すると、クラスの子が建設会社のお父さんに聞いてくれた事をきっかけに、ご両親と会社の方が来てくださり、ビオトープの測量や水を流すための傾斜のつけ方等を教えてくださいました。たくさんたくさん学びました。自分たちが苦労していることだからこそ、プロの方のお話に感動したようです。

『私がびっくりしたのは、一つ一つていねいに測量したり、計算をしてすごいなと思いました。どこまでほるかもわかりやすかったです。』

『今日もいっぱいお話してくれました。U字こうを入れるところにすなを引くと平らになるということをくわしく教えてくれました。メジャーでU字こうをいれるところの高さを計ってくれて、排水溝に近いところはやく10cmくらい間があいているので、排水溝に近いところは、土で少しうめてから、砂をひこうと思います。』

3年2組からのトピック


ビオトープ

3年2組は総合でビオトープ作りをすることに決まりました。1学期の総合について、子どもたちに語ってもらいました。

2組は総合のテーマがビオトープに決まりました。今はビオトープに入れる生き物を調べています。登戸に「せせらぎかん」があって、そこは多摩川にいる生き物が展示されていることが分かりました。だからみんなでいってみることにしました。せせらぎかんでは多芸さんという方がお話してくれました。多摩川の堰のこととか、多摩川の魚のこと、二ヶ領用水のことなどを教えてくれました。せせらぎかんには、あゆとか、たまずんとか、おいかわとか、さわがにとか、かめとかがいました。多摩川にいる虫も展示されているかとおもいましたが、ありませんでした。多摩川のことを学んできました。

前のビオトープは大きくて管理が大変だったという話を教頭先生から聞いたり、ビオトープの大きさを測りに行った時に、道が狭くなっていることに気がつきました。持続可能なビオトープにするために、池を小さくしようと決まりました。そのために、幼稚園の工事現場に土があったので、工事の方にお願いをして土を入れてもらうことになりました。