5年2組からのトピック


052の迷路

2学期最後の制作では、自分たちが作りたい迷路のイメージを確認してから制作を始めました。この経験を通してグループで迷路のイメージを共有することによって、円滑に制作を進めることができるとわかったようです。

最後の制作は1月の中旬から始まりました。今回は全部で8グループ。今までの迷路に改良を加え進化させるグループ、大型迷路制作から小型迷路に変わったグループ、新しいコンセプトに挑戦するグループなどです。どのグループも学習発表会までに完成させて、多くのお客さんに体験してほしいと考えていました。オンライン授業で実際に制作する時間が減り、自分たちで残り時間を考え、休み時間も使って迷路作りを進めました。大型迷路は展示スペースの関係で、いつもの迷路の半分の広さで作ることになりました。迷路の道と面白ポイントを盛り込み、他のグループの友だちも手伝って無事完成させました。

学習発表会当日、あゆみの話を聞いた後、小型迷路と大型迷路を体験してもらうことにしました。小型迷路も大型迷路も大盛況。みんなが本気で楽しんでくれたので、途中で補修をしながら進めていきました。

学習発表会後は、それぞれの迷路の遊び方の説明カード・動画を作り、それを見ながらクラスで最後の体験会をしました。

5年2組からのトピック


052の迷路

2学期が始まりました。夏休みのクラスの自由研究で小型の迷路を作ってくることになっていました。持ち寄り「体験会」を行いました。大型迷路を作っていた人も小型迷路に興味を持つ人が増えて、その後の活動では小型の迷路を作る人が増えました。小型の迷路もボードタイプに加え、立体(3D、2階建て)迷路を作り始め、材料もダンボールに加え工作用紙や他の材料を工夫して組み合わせ色を付けるなど様々な工夫が加えられていきました。工作用紙をカッターで線に沿って切り取り、ビー玉が通る通路を作って、立体に組み立てる物やビー玉がジェットコースターのように動く迷路、2階建の迷路・・・。夏休みの自由研究をヒントに新たにグループを作って迷路を作り出しました。自分たちの作品作りに自信が付いてきたようなので、ペアの2年生に体験してもらうことになりました。このときクラスの友だちではない「お客さん」に体験してもらうことはかなり期待と不安が入り交じっていたようです。2年生にとっては大好きなお兄さんお姉さんと一緒に活動できるということで、とても喜んでいました。しかし、2年生のことを考えると、大型迷路などの自分の体を動かす迷路の方がビー玉を転がしてゴールを目指す小型迷路よりも楽しめたようでした。2年生にとってはすぐに楽しめる迷路と動かし方(操作)などが難しくてゴールまでいかなかった迷路があったことがわかりました。ここで迷路を作るときには面白くするために「対象」を意識することが大事だと気づき出したようでした。そこで今度はその「対象」を自分たちの年齢よりも上の6年生に体験してもらうことにしました。すると6年生からは「これ、意外と難しい。(楽しい・興味ある感じ)」「どうすればいいの?」などの声が届き小型迷路に対して関心度合いが高く、6年生には小型の迷路が好評でした。その上工夫する視点ももらえた子もいたようです。大型迷路も「小さくなって通るのが意外と難しくて面白い」「なんか懐かしい」という感想もあり好評でした。この経験からものつくりには「対象」を意識する必要があることを学んだようです。そこで最後制作では「対象」を意識することに加え「テーマ」についてよくグループで話し合い、作品を作るときの向き合う姿勢を確認してから制作をしました。その力作が出そろい・・・。

5年2組からのトピック


(仮)ダンボール迷路

「今年のテーマは??」この声かけから5年2組の総合が始まりました。出てきたテーマ名は「ラジオ」「ボール作り」「カリタスパンフレット(小さい子向け)」「黒板アート」「ミニチュア」「植物標本」「発掘」「ダンボール迷路」。それぞれの代表の人が良さをアピールした後に少し話し合い後アンケートを・・・を数回繰り返して少しずつテーマ数を減らしていきました。最終的に総合のテーマは「迷路」になりました。

まず簡単にパーツを使って迷路をかいかたり、友だちがかいた迷路を楽しんだりしました。その後の活動は・・・?なかなか前に進む提案がクラスから挙がってきません。5年2組の子どもたちはどんなことを感じているのか、早速班で「現在の問題(3年生とダンボール利用が競合すること)解決方法」について話し合いをしました。グループで発表した後、最終的には「テーマを変える」「迷路を作る」という2つの案が残りました。子どもたちは総合について話し合うことは大好きなようで、真剣に向き合う気持ちに感謝です。でも、次の話し合いの流れによっては、「テーマ」が変わってしまうかもしれません。

当日、テーマとして挙がってきたのは、「ラジオ」「植物標本」「迷路」でそれぞれが気になるテーマをお試しで体験しました。その後代表の人がその総合のテーマに取り組む良さをアピールしてからアンケートをとりました。その結果、総合のテーマは「(仮)ダンボール迷路」に決まりました。

ここからは学年目標「Go for it !」(ともかくやってみよう)で、「ダンボール迷路」を遊んで、作って、発表して、体験して、工夫して・・・をクラスみんなで繰り返しました。始めは大型迷路と1チームのボード型迷路チームに分かれました。回を重ねるうちに、工夫したい迷路ポイントがそれぞれに出てきたようで、大型迷路といくつかの小型立体迷路チームができました。

小型迷路はロッカーの上にさっと片付けられる良さがあり、グループごとに違う「面白ポイント」があります。一方、大型迷路チームはオープンスペースで活動をしているのですが、総合の授業が終わる度に片付けないと次の授業が行えません。そのうちにどんどん片付け時間が短くなり上手になりました。

その上、他クラスの児童から「この前とちょっと違う!!」「5年生の力だけでここまで(完成)できるんだ!」「入ってみたい!!」と嬉しい声も届いています。2学期からは、いろいろ(人も物も)巻き込んで総合活動を進めていきたいと思います。