2年2組からのトピック


キラキラかわいいラメちゃんの毛で・・・

新学期に入り、新しい2年生の動物小屋が完成しました。9月9日、ひつじのラメを連れて新しい小屋にお引っ越し。ラメは新しい小屋に慣れていないからか、そわそわした様子で小屋の中を見回しています。写真を撮ろうとしてもラメはなかなか落ち着かず、なかなか思うようにこちらを向いてくれませんでした。「ラメちゃんはどんな気持ちだろうな~」「新しい小屋、きっと気に入ってくれるよ」と、これからの小屋での毎日を楽しみにしている子どもたちでした。毎朝の掃除当番やお散歩も、一層気合いが入ります。

いよいよ、ラメの毛を使った総合が始まりました。はじめはなにも分からず、上手くいかないことばかりでした。毛が固まってしまったり、わらのゴミがからまったまま残ってしまったり。それでも、何回かやっている内にコツがつかめてきたようで、少しずつ洗い上がりの毛の様子に変化が見られてきました。「あらかじめゴミをとっておく」「あまり触らずに優しく洗う」「かわかす前にほぐす」。子どもたちが見つけた大切なコツです。洗った毛をどうやって使おうか・・・、とクラスで話し合っていますが、「3学期が終わったら、ラメちゃんともお別れ・・・」という言葉が子どもたちの口からこぼれることが多くなってきました。ラメとの寂しい別れも見通しながら、3学期に向けての活動に続いていきます。

また、2組の中の悩みの一つ。他のクラスの羊たちは順調に成長している中、ラメは7月から体重が全く増えていないのです。「成長が止まってしまったのかな」と心配な様子の子どもたち。ご飯をたくさん食べてもらいながら、3学期もラメの成長をみんなで見守っていきます。

2年2組からのトピック


もっともっとだぁいすき

4月、初めての進級。教室の場所も変わり、いままで自分たちがいた教室にはピカピカの一年生が来ています。新二年生にとっては初めての下級生。朝の休み時間に嬉しそうにお世話に行くような微笑ましい姿があります。

昨年度3月に牧場に帰っていた三頭の羊も新学期の開始と共にカリタスへ戻ってきました。「ラメちゃん、元気だった?」と優しい声をかけながらみんなで再会を喜びました。

毛刈りのバリカンを怖がり手足をジタバタさせるラメちゃん。そんな中でも頑張って毛刈りをしてもらっている様子を2組の子どもたちは黙って、じっと見つめています。声を出すと、ラメちゃんがびっくりしてしまうのです。心のなかで「がんばってね」「だいじょうぶだよ」と応援していました。ふと誰かが、「ラメちゃんが泣いてる」とつぶやきました。よく見ると、毛刈りをされているラメちゃんの目に涙がうかんでいるように見えます。大人も気づかなかったラメちゃんの表情を、子どもたちはしっかりと見ています。

だぁいすきな多摩川にも、今学期は二回行くことができました。遊び方に迷うことなく思いっきり駆け回り、行くたびに新しい発見や体験を見つけています。すっかり多摩川のプロフェッショナルになっていますね。

6月には、初めてのおとまり会をすることができました。始めは少しだけ不安な顔が見え隠れしていた二年生でしたが、クラスのみんなが一緒だと大丈夫。カレーづくりや夜の活動などを通して、子どもたちがそれぞれの思い出をたくさんつくることができました。

二学期はおそらく、ラメちゃんの刈った毛を使った総合が本格的に進みます。総合を通して活動がどのように広がっていくのか、とても楽しみです。