4年2組からのトピック


「命の環 Lion King」

9月、テーマ名を改めて考え直した後、小説を参考に劇仕立てで練習したり、入れたい歌、場面を話し合ったりしました。
10月になって「台本があった方がいい」という声があがり、有志3名が台本の作成を引き受けてくれました。できあがった台本を早速音読。みんな喜んで読んでいましたが、制限時間オーバーのため、どこが削れるか話し合いをしました。完成した台本を元に、いろいろな役に挑戦して場面ごとに音読。どの役が自分に合っているのか、友達にどの役が似合っているのかお互いに聞き合う機会になりました。
11月、「ダンスのシーンは、ダンスの得意な人が振り付けを考えてはどうか」「歌の伴奏を練習したい」などの声が出てきました。音読の練習をする傍ら、ダンスチームがダンスの振り付けを、ピアノの得意な子が伴奏の練習にも取り組み始めました。また、「役を決めて場面ごとに練習した方がいい」という意見が出て、12月にオーディションを行い、役決めをしました。
役が決まってからは、劇の流れにあわせて3つのチームに分かれて練習を始めています。実際の役で練習すると、立ち位置や動きも相談できるようになりました。中には立ち位置をメモするチームもありました。また、出番のないときに伴奏や、台詞のない動物の役など自分ができることを見つける子、演じている子にアドバイスしようと監督の目で演技を見つめる子がいました。その他には、同じ役をする子で集まり、衣装として着る服の色やかぶり物やしっぽなどの小道具をどうするか相談して決めました。材料の値段調べや材料集め、台本を覚えてくることを冬休みの宿題として取り組むことになりました。

4年2組からのトピック


「ライオンキング」

4月、昨年度までの総合では、どのようなことに取り組んだのか、お互いに紹介しました。

次に、今年度の総合をどのように取り組みたいか意見を出し合いました。「楽しいだけじゃなくて、学びのあるものにしたい」「話し合いでは、友達の意見のよいところも認めて聞きたい」「いつもあまり話さない友達とも協力したい」など、テーマや取り組みについての意見を交換しました。

5月、やってみたいなと思っているテーマを付箋に書き発表しました。33のテーマが出たので、似ているものを分類し、整理しました。6月、それぞれのテーマのなかで心配なことを話し合い、世界遺産、飴細工、日本の遊び、劇、動物、バルーンアート、スライムの7つのテーマにしぼられました。この時点では、クラスで流行していたけん玉に取り組みたい子が多かったのですが……。休校後、「みんながいないとできないことをしたい」ということから劇に取り組みたい子が増えてきました。その後、ひとり3票で投票したところ、日本の遊びと劇にしぼられ、それぞれに決まったら具体的にどのような活動をするのか話し合いました。日本の遊びは、クラスでも流行しているけん玉、百人一首、劇では今だからこそいのちについて考えるライオンキングに取り組みたいという意見がでました。7月、一人1票で投票したところ、ライオンキングに取り組みたいという意見がわずかに多かったのでそちらに取り組むことに決定しました。

夏休み前には、本・映画・ミュージカルを見て話の中でお気に入りの場面や台詞、歌を見つけてこよう、実際の動物を見て動きや声を研究してこよう、舞台や衣装作りに役立ちそうな工作に取り組んでみよう、演技の練習に役立つ体操や発声練習に取り組んでみようという話し合いで終わりました。9月には物語のどの部分に焦点を当てて表現していくか話し合うことからスタートしたいと思います。