5年3組からのトピック


SDGsを広げよう~生き物が住みやすい多摩川を~

3学期は「SDGsを広げるためには、他の人の活動も知るべきでは?」との声が上がり、オンラインでのフォーラムに参加する人が出てきました。そこから学んだことは、「大切なことは、今自分がやっている活動を続けること!」というメッセージでした。それを実践すべく、再び多くの先生達にも声をかけて第6回多摩川ゴミ拾いを計画しましたが、残念ながらコロナや雪による休校や閉鎖があったため延期となりました。

その代わりに、近づく学習発表会での活動の発信方法を考え、かべ新聞やリーフレットを作って、これまでの体験や調べたことを伝えよう、そして一人でも多くの人にSDGsを広げようということになりました。時間のない中で、みんなが団結して力を合わせたことでリーフレットも新聞も満足のいく内容に仕上げることができ、2月の学習発表会では全員が自信を持って自分の言葉で活動の歩みとSDGsを実践することの大切さを熱く語ることができました。

全校に広めて集めたペットボトルキャップは、回収業者さんを見つけて連絡し、宅配便で送り、リーフレットはペアクラスの2年生にも配布し、新聞は近くの子ども文化センターに掲示してもらうことになりました。こうして、多くの人とつながり、支えてもらった活動は締めくくりとなりましたが、3組のみんなはこれからも自分にできる、家でもできる、SDGsをコツコツとやっていく気に満ちています。

5年3組からのトピック


SDGsを広げよう~生き物が住みやすい多摩川を~

11月の4回目の多摩川ごみ拾いのときから、学校内の先生方にも「一緒にごみ拾いをしませんか。」と呼びかけて、一人でも多くの人に私たちのSDGsの活動のことを伝えよう、広げようとしてきました。先生方からは「身近でSDGsのできることを考えるきっかけになった。」とか「家族に伝えて広めたい。」等の感想をもらいました。誘ってみてよかったなあと実感できたので、5回目のときにも声かけを続けました。
また、5回目はこれまでの場所よりも少し下流に移動して、ごみを探しました。河川敷の土の中にはたくさんのマイクロプラスティックを見つけました。お弁当のからのプラごみの多さにも驚きました。
3学期は、さらにどう広げ、深めていけるのか、みんなで考えながら進めます。

5年3組からのトピック


SDGs 〜多摩川の自然を守ろう〜(仮)

5年3組では、一年間の総合を通してSDGsに取り組むことになりました。複数のテーマ候補の中からSDGsになった決め手は、「世界や未来のために、自分たちができる一歩を踏み出したい」「結果を写真などで『見える化』して、ビフォアーアフターを比べたら、みんなで達成感を味わうことができる」「地域の人にもSDGsに取り組む楽しさを知ってもらいたい」という意見でした。
 SDGsには17個の目標があります。それぞれの目標について本やインターネットなどで調べ、自分たちにどのような取り組みができるか考えたところ、「ゴミ拾い」というアイデアが出ました。そこで、自分たちの通学路である中野島駅周辺と、低学年のときに親しんだ多摩川へ下見に行きました。どちらにも、予想以上の量や種類のゴミがあって、「ふだんはあまり気にしてなかったけれど、やっぱりゴミを捨てている人がいるんだな」と感じていました。
 下見の結果を踏まえて、中野島駅と多摩川どちらのゴミ拾いに行くか話し合い、子どもたちは「自然保護・安全性・活動の楽しさ」という3つの観点から多摩川を選びました。ゴミ拾いに使うものは班で相談して決め、紙やネットの袋、トングや菜箸など色々な道具でゴミを集めることになりました。
 ゴミ拾い当日はみんなやる気満々!予定時間が過ぎても「まだ拾いたい!」と言って夢中でゴミを探していました。タバコやプラスチック容器、お菓子の袋、缶、ビン、ペットボトル…。トウモロコシの芯やフライパン、錆びた鉄パイプまでありました。
 集めたたくさんのゴミを学校に持ち帰って、自分たちなりに分別してみましたが、正しく分けられているのかわかりません。そこで、学園の管財課の工藤さんに分別の仕方を教えてもらいました。学校で出すゴミは「事業ゴミ」になるため、家庭ゴミとは分別が違うということがわかりました。「次のゴミ拾いでは、正しく分別しながら拾いたいね」と、2学期の活動のめあてが決まりました。