4年1組からのトピック


041シアター~みんなを物語の世界へ~

1学期に班ごとに演じた「どこへ行こうか」の寸劇を見て、一人一人が各班にアドバイスを送りました。その共通点から、劇をするに当たって気をつけることをまとめました。特に台詞を大きくはっきり発するためにはどうしたらよいかを考えました。たくさんの人が発声練習や滑舌をよくするために北原白秋の「五十音の歌」を読むと良いと言い出しました。ちょうど、国語の先生から授業で大きく、ハッキリ、テンポ良く音読する方法を教えてもらいました。

10月の総合Dayでは、「びっくり」を表現する寸劇を2人組で考え、発表会を行いました。ほんの1分程度の物でしたが、その場面の背景まで分かるような台詞回しと動きに保護者も楽しそうでした。保護者からは、「思わず引き込まれた」「声が大きくて良かった」等のうれしい感想をもらいました。先の保護者からの感想から「お客さんをワクワクさせたい」という願いをもとに、みんなでよりよい言葉を探しながら話し合いをして「041シアター~みんなを物語の世界へ~」というテーマ名に決定しました。

さらに「どんな作品を演じるのか」を決めることにしました。既存の物語から選ぶことにしました。その時に大切にしたのが「主題」です。起承転結がわかりやすく、さらに伝えたい「主題」をもとに物語を選んでいきました。いくつかの候補がありましたが、最後に残ったのは「本能寺の変」「ひきょうなこうもり」「おかの上のカステラやさん」の3つです。主題・起承転結を何度も確認し、話し合いを重ねてもなかなか一つにはまとまりそうもありません。仕方ないので、やりたい人がクライマックスを演じて発表することにしました。とても楽しそうでしたが、そこで2学期は終了。3学期に向けて各物語でそれぞれ台本を作ってくることにしました。

3学期からはいよいよ具体的な作品作りが始まります。

4年1組からのトピック


小物も自分たちでつくる劇

○総合で大事にしたいこと
4年1組として大事にしたい総合は、「①みんなで難しいことにチャレンジしたい ②計画性を持って取り組みたい」の2つが出ました。担任からも「とことん自分たちの意見を戦わせてほしい」との願いが出されました。それらの願いを考えていくうちに、候補は、「劇」・「(フェルトや毛糸を使った)小物作り」・「アロマ」の3つに絞られました。

○体験してから決めたい
「劇」では、みんなが話を知っていて、登場人物の多い「桃太郎の鬼退治」のシーンになりました。配役・台詞・動き・発表会と5時間かけての体験でした。また、5月の末には、川崎市アートセンターの劇団員の方たちに、仲間といっしょに作り上げたり演じたりする楽しさを体験させていただきました。(子どもたちは、それが劇作りだとは気づいていませんが)
もちろん、フェルトの小物作り、アロマ石けん作りの体験もしました。

○とことん話し合い
その後、自分がどのテーマをしたいかを明らかにした後、質問や意見を素直に伝えることで、建設的な話し合いをしていくことにしました。そのうちにアロマが自然消滅しました。
話し合いをすること4時間、6/28(水)の話し合いで、困り果てた司会者が「いっしょにくっつけるわけにはいかないかなあ」と呟きました。それを聞いて、「劇に出てくる小物をフェルトでつくればいいよね」と、あっと言う間にテーマが決まりました。その時に劇チームのリーダーと小物づくりチームをリーダーが握手をした姿に、クラスの全員が拍手を送りました。とことん意見を出し合ったことで見えてきたお互いの良さを、お互いに認め合った瞬間でした。

○活動しようよ
7月に入ると、それほど時間もとれなさそうだったので、アートセンターでの活動と同じように、「4人組で4コマ漫画のような劇をつくろう」という活動をしました。その際の条件として「どこに行こうか」という台詞を入れることにしました。
各班ともシテュエーションやオチを大切にしながら、熱心に練習していました。けれども発表会では、恥ずかしがって台詞がつかえたり、声が小さかったり、動きが縮こまっていたりで、うまく伝わらない班もありました。そこで、VTRを見ながら、友だちに良かった点と、改善点を書いてもらい、それを整理することで自分たちの課題を見いだしていく活動を入れてみました。声が小さいとか、動きがないとか、登場人物がよく分からない等、明らかになった課題は、劇の必要最低限な演技力でもあります。
これから、劇を演じるに当たって大切にしていきたいことを自分たちで見つけ、それを軸に劇作りをしていくことでしょう。さて、どんなお話になるのか、楽しみです。