「だい だい だいすき」
1年生は学年で学期の後半も6月、7月に1回ずつ多摩川探検にでかけました。
川では自然の中で楽しい時間を過ごすことができました。
初めての多摩川探検では網を持って、生い茂る草むらをかきわけ走り回っていました。しかし、二回目・三回目には「こういうところに蝶がいるはずなんだよな」と蝶がいそうな場所を絞ってとりに行く子がいたり、「とんでいる蝶よりも一度とまった時がとりやすいんだよ」ととり方の工夫をしたり、蝶をとるまでの過程はそれぞれの子どもによって違いが生まれていました。また、ある子は土手すべりをしていました。何度も何度も滑る子どもたち。シートの向きを変えたり、一人ではなく二人で滑ったり様々な滑り方の工夫を次から次へと思いつき、その度に試しながら楽しんでいました。
自然の中で「遊び」を見つけ夢中になって取り組んでいる時の子どもたちの目はいつも輝いています。そして、その中で生まれる「工夫」や「閃き」によって、目標を達成できた時には喜びもひとしおです。石投げをする子、花摘みをする子、絵を描く子、それぞれの子どもが遊びを見つけ、夢中になって取り組む姿を見て、子どもたちは遊びの天才だと思いました。
とうとう動物が3クラス決まり、やってきました。
3組はヤギの「とわ」ちゃんです。どのクラスの子どもたちも「かわいい!」と顔をくっつけてかわいがる姿が見られました。しかし!これからは「かわいい」だけでなく、お掃除や体調管理までお世話もしていかなくてはいけません。子どもたちは…
朝、学校に来ると、すのこ洗いや糞の掃除、エサの準備まで汗をびっしょりかきながら、頑張っています。動物の糞を見て、「あ〜よかった」「コロコロうんちだった」と動物の健康にも気を配っていました。まだまだ始まったばかりですが、ヤギさん・ヒツジさんに心を寄せて学年みんなで協力し合う姿が見られました。
子どもたちの生活に新しく加わった動物たち。子どもの中からは「わたしたちがお母さんにならないと」という声も聞かれました。子どもたちが協力し、動物さんたちの「お母さん」になれるのか。子どもたちと動物さん、動物さんと子どもたちの毎日がスタートしました。