「作ろう!楽しもう!きょだいめいろ」
自分たちがやりたいことをどのように伝えるのか、何を調べればいいのかを話し合いながら、発表を行っていきました。伝えることを重ねるうちに子どもたちの中からお互いのやりたいことが十分伝わったという意見が出始め、十分な話し合いをした後であれば、「多数決」でもよいという意見が出されました。多数決という意見に対して、皆が賛同し、ついに結果投票。一学期末に「きょだいめいろ」に決定しました。
二学期に入り、夏休みに調べてきたことなどを発表しあい、まず始めに「ミニ迷路」を作ってみることになりました。理由は「夏休みに作っていない人がいる」「夏休みに作った人でも、もう一度自分で作りたい」「教室やきょだいめいろを意識して作ったミニ迷路ではなかった」というものでした。みんなそれに納得し、「ミニ迷路作り」がスタートしました。そして、今回は「ミニ迷路からきょだいめいろへ」と言う目標があったので、ミニめいろが完成した子どもたちから、きょだいめいろの制作に取りかかりました。
ミニ迷路を作る過程では、様々なアイデアが見られました。二段にしてみたり、むずかしさを選べるようにしてみたり、どの迷路を見ても「楽しさ」が凝縮されていました。しかし、「きょだいめいろ」を作り始めると様々な問題も出てきました。
段ボールを使ってきょだいめいろに挑戦した子どもたち。しかし、段ボールだと「高くすると安定しない」という問題が出てきました。ポールを使ってみても、「ポールの重みをガムテープが支えられない」という「高さ」というものが大きな壁となりました。悪戦苦闘しているうちに「段ボール以外でも考えてみた」という子が出てきました。その子の声とともに、他の子どもたちも違う視点からのアイデアを考え、クラスの中で「6つ」のアイデアが生まれました。そこで、この6つのアイデアを実際に試してみることに。クラスのみんなの力でこの「高さ」を乗り越えることができるのか。力を合わせて「作ろう!楽しもう!きょだいめいろ」を目指します。