「うどんの達人」
2学期に入り、夏休み中にうどんについて調べた子と、実際にうどんを作ってみた子が発表をしました。中にはうどん教室に行った子もいました。
「早くみんなと協力してうどんを作ってみたい」という願いが生まれ、4人グループで活動することにしました。作るのは「讃岐うどん」です。太くて、コシのあるうどんにするにはどうやって作るか、今まで調べたことを活かして作ってみました。ところが、「かたすぎる」「短くてうどんじゃない」「こなっぽい」など、おいしいうどんとは言えませんでした。でも「自分達で作ったからおいしく感じる」とやや満足の子ども達でした。
2回目のうどん作りは授業参観日です。4人で相談しながら前回の反省点を思い出しながら作りました。1回目よりもうどんらしくなりました。また、それぞれの班のうどんを食べ比べ、その違いについて皆で話し合いました。
3回目のうどん作りは、生地の厚さや麺の太さ、長さの目標を持って行いました。7班が麺を今までより細く切ったところ、茹でたらちょうどよい太さになり、コシもしっかりあるうどんになりました。今まで厚くて太すぎであったことに気づいたのです。
4回目は、公開授業でのうどん作りとなりました。多くの先生方が見ていてもいつも通り4人で手分けをしながら協力して作業を進めていました。「何回生地をふむんだっけ?」「生地の厚さをはかってみよう」「切る幅は3mm、これぐらいだよね」と仲間と確認しながら作りました。各自、出来上がった麺は家で茹でて食べたのですが、まだまだ満足できるうどんにはならないと感じている子が多かったです。
その結果、「おいしい讃岐うどんを食べてみたい」「うどんの名人にコツを教えてもらいたい」という願いが生まれました。
3学期には皆が満足できるおいしい讃岐うどんを目指して活動を続けます。