ストップアニメーション(仮)
子ども達の大好きな総合が始まり、思い思いのテーマが提案されるようになってしばらくしたところで、どうやら5年2組は話し合いがうまくないのではないかという声が上がり始めました。自分がやりたいテーマの話以外にはまるで興味を示さない子が少なくないこと、何でも良いから早くテーマを決めて活動したいという子が焦って多数決をとりたがること。本当にそれでいいの? という問いかけが子どもたちの中から挙がり、総合の時間は『話し合いについて話し合う』ことになることが何度もありました。
そんな中でも、プレゼンを重ね、総合お楽しみ会という名の各テーマミニ体験会を経て、『ストップアニメーション』『サバイバル』『浮世絵』『ピンホールカメラ』の4つにテーマが絞られました。
それぞれのテーマについて、『常に高学年らしく難しいことにチャレンジできるテーマなのか』ということや『1年かけて追求する中でどんな学びがあるのか』『本物に迫ることはできるのか』ということ、そして『最終目標はどこに置くのか』ということを話し合いました。
最後『ストップアニメーション』と『サバイバル』で最終決戦をしていた最中に、6年生も同じ『ストップモーション』を使った総合に決まったことがわかりましたが、私たちは私たちなりの総合をすればいいという声が決め手となり、『ストップアニメーション』に決まりました。
手先が器用な子が多いこと、絵がうまい子、話を作るのが得意な子など、クラスの友達の特技を生かし、6年生と内容が重ならないよう、ストップアニメーションの手法を使ったクレイアニメはどうだろうかという話で1学期は終わりました。