5年3組からのトピック


劇団流星群

一学期の終わりに、どんな劇に取り組むのかを皆で考えました。アイデアをそれぞれ出し合い投票した結果、「天使と悪魔の流星群」に決まりました。このお話はクラスの一人の子がオリジナルで創作したもので、何でも願い事が叶う天使の流れ星を見つけに行く冒険ファンタジーです。夏休みに、その話をもとに台本作りを行いました。希望した5名の子がオンライン上で集まり、台本を2場面まで作成しました。9月になってから台本作りの続きを1ヶ月かけて完成させました。その間、みんなはジェスチャーゲームなどの表現遊びの活動を行い、身体で表現する楽しさを味わいました。

10月には台本がざっと完成したので、みんなで読み合わせをしました。すると、「早く役や係を決めたい」と声が上がりました。子どもたちの中で「この役やりたいな・・・」「照明の仕事をしたいな・・・」とイメージが具体的に湧いてきたのでしょう。役は何があるか、仕事はどんな仕事が必要か皆で確かめました。そして、役や係を決めていったのです。役や係が決まると、11月からはチームでセリフの練習や、係毎に活動を行ってきました。日々練習を重ねていくうちに、少しずつ台詞も覚え、自信を持って言うことが出来るようになってきました。でも、まだまだ皆の声が小さく、動作や動きも試行錯誤しながら考えているところです。

12月になってからは、体育館の舞台を使って練習をしたり、アクションシーンをどうするかを検討したりしています。照明係は場面に合わせて色や光の強弱を考えたり、音楽係は場面に使う音楽や効果音を考えたり、道具係は岩や扉、天使の羽などの作成に夢中になって活動しています。劇の完成に向けて頑張っています。